「Only Human」・・・かなり昔の曲です。今回の大震災とこの歌詞を重ね再び聴き始めました。「苦しみの過ぎた場所に幸せが待つというよ・・」「強く前え 進め」 被災地の一日も早い復興をお祈りします。
さて、自分の覚えをかねて製作記の続きを進めていきます。製作記の流れを一括して見たいというありがたい方は「製作記(PENNZOIL NISMO GT-R(R34)」から御覧ください。
運転席周りはシートベルトの追加とメータースイッチにトグルスイッチを付けたぐらいでほぼキットのままです。
シートベルトはいつもの板おもり(厚さ0.14ミリ)を使用していますが、今回は新たな試みとしてこの板オモリに凸凹のあるメッシュシートを押し付け、板オモリの表面に生地のような模様を表現してあります。(写真をクリックして拡大した写真を見ると辛うじてそのような風に見えるかな・・・という程度のものが見えます。)
こうして見ると室内配線もトグルスイッチもほとんど見えませんねぇ・・・自己満足の世界でしょうか・・・。
ボディーの裏面はキットのままです。塗り分けをするだけでも結構見栄のいいものになります。さすがにタミヤです。
塗り分けはボディーの下回りをグロスブラックで塗装しました。窓枠の部分も同じくグロスブラックで塗りました。
窓枠部分は本来ゼミグロスブラックなのでしょうが、このあとクリアーコートもしますので、グロスブラックで塗っても問題ありません。
フロントウィンドウの上部の帯のデカールは、AXIAスカイライン R32 の反省を踏まえ十分な乾燥時間を置きクリアを重ねてあります。クリアの希釈はクリアパーツの曇り(表面の溶解)を防ぐために今回もクレオスのミスターうすめ液を使用しています。
デカールを貼りましたが、ボンネット部分のPENNZOILの「N」と「L」の部分は凹になじまない部分は切ってあとからブラックでタッチアップしました。
写真はタッチアップ前で、破れたように写っています。
一回目のクリアはアクリルラッカー系のFOKのクリアを薄めに希釈して、デカールの馴染み吹きをしました。
ここではデカールを馴染ませるためのクリアなので厚吹きはしません。というか厚吹きしてしまうと乾燥まで時間を要しますし、中途半端なアクリルラッカーのクリアの乾燥は以後のウレタンクリアの塗装の際に悪影響を及ぼすことになります。
クレオスのミスターカラーGX スーパークリア3 はかなり乾燥に時間を要するのでウレタンクリアの下地として使用する場合は注意が必要です。
今回から日本ペイントの「nax20LX」を使用しています。写真のものはウレタンクリアを吹きっぱなしで硬化した状態のものですが、艶といい平滑感といいかなりよい線を行っていると思います。
KOVAXの#1500、#2000の耐水ペーパーで塗面を平滑にし、3Mの「ウルトラカット2-L」、同じく3Mの「ウルトラフィニッシュ」、ハセガワの「セラミックコンパウンド」と使用し、仕上げはタミヤのモデリングワックスで仕上げました。
これで製作記は完結です。
こんにちは。このR34、ストックカーのようなカラーリングでセンス抜群でしたね。
返信削除最近の日本車のレースカーは煩雑なカラーリングですが
このカラーリングはシンプルで好きでした。ルーフのグラフィックも最高です。
PS ポルシェでコメントさせて頂きましたがうまく届かなかったようです。
あのキット市販車で出たらド派手なグリーンで作ってみたいです。
(痛い系は家庭内でちと作れませんね〜)
たかととさん
返信削除こんばんは。シンプルだけど、どこか存在感のあるそんなカラーリングですよね。ルーフのグラフィックを添えることで、ナスカーマシンのような佇まいにも見えます。
コメントいただきうまく反映されなくて、申し訳ないです。なぜか、初期設定でスパム判定がきつくて弾かれてしまうようです。市販車はフジミから5月の新製品として発売されるようです。
ミクポルシェは外箱のパッケージそのままでは恥ずかしいので、ARTA NSX の箱に入れて見えないようにして製作中です。もっとも最後にキャラデカールを貼ったときには明らかになってしまうんですけど。それまでは家人には内緒ってことで・・・。