2010年4月18日日曜日

エアテックス APC-007サイレント APC-007B の比較

BlogModelers からのたくさんのご訪問ありがとうございます。
投稿いただきましたコメントもなかなかお返事ができなくて申し訳ありません。

さて、少し前の記事で、「APC-007サイレント」の圧力スイッチ部分の故障と思われる件で、エアテックスへ修理に出していると書きました。修理自体は一週間程度だったのですが、修理を終えて戻ってきた本体は、なんと別の部位が壊れていました・・・・。

模型店経由で修理に出したために一度梱包を解かれておりましたが、自宅で取り出したところ、圧力タンクから先が外れており、エアフィルター部分はねじ切れて部品が散乱している有様・・・。写真を撮っておけばよかったのですが、あまりの破損ぷりに撮影する気にもなれず、模型店からエアテックスに問い合わせを頼みました。

送られてきた荷姿は、あきらかに内部の梱包材が不足しており、キャスターの付いたAPC-007サイレントが輸送中に動き回るのは明白。なぜこんな雑な梱包だったのか理解できません。

模型店もエアテックスもまずは迷惑をかけたことへのお詫びの言葉をいただき、気持ちのよい対応がなされました。その後エアテックスの担当者より何度か電話があり、本体を同等品(エアテックス社自身が使っていたもの)と交換となりました。

エアテックス社と何度か交わした電話は、担当者の方(女性)の誠実な対応で、スムーズに進みました。トラブルの際にしっかり対応していただけるのは本当にありがたいことです。担当者の手書きのお詫び文が荷物に添えられていたことも非常にうれしいものでした。

ということで、APC-007サイレントの作動音のテストを動画でお伝えします。前回より少しだけ手間をかけてタイトルなどの挿入やデータをwmv形式にして、データサイズを小さくしてみました。ついでとは何ですが、APC-007B の作動音テストも少し手を加えてあります。



WMV形式だと、AVI形式のようにYouTube側で変に圧縮されることがないのか、元データとそんなに変わらないクオリティーのような気がします。
ま、もともとWMV形式は圧縮がかかっていますから、AVI形式に比べるとずいぶんとコンパクトになっていますからね。

圧力が規定値に達したときに「バシュ」はよくお聞きいただけたと思います。



少し前の記事に載せたものと同じですが、データをWMV形式にして、さらにタイトルを挿入してみました。ずいぶん軽いデータになっていますので、読み込みやすいと思われます。

こうして比較してみると作動時の音は遜色ないように思います。また、APC-007サイレントのコンプレッサーが作動、停止するときに本体が少し揺れるのはキャスターによる接地のためです。

どちらもよい製品だと思いますが、APC-007サイレントが規定圧力に達した時に「バシュ」と大きな音がして、同時に外部(具体的には、本体を覆っている黒い筐体)へオイルミストが排出されるのが欠点であると思います。
ちなみにAPC-007サイレントは、ホルベイン社のワーサー15D のOEM商品のようです。

ご存じ外観は、ご覧のように黒い金属の筐体で覆われています。足下はキャスターの4つ足で、目的の場所へコロコロと転がせる配慮?がなされています。


黒い筐体を留めているネジ6本を外し、筐体を取り外すと・・・。
左に見える白いポットがモーターで、オイルの中に沈んでいます。右の上に見えるのが、圧力スイッチ、その下の黒い茶釜のようなものはタンクです。

2010年4月14日水曜日

タミヤPENNZOIL NISMO GT-R(R34) 製作記 その2

組み立て説明書によると、まずはエンジン、サスペンション等の下回り、シャーシの塗装・組立となるようですが、多くのモデラーが実践している、ボディーから始めます。

すでにフィニッシャーズのピュアイエローで塗装が済んでいます・・・。

ボディーから始める理由は、ご存じの方も多いと思いますが、ボディーの塗装(特にクリアー)の乾燥時間にあります。好みはあるものの、カーモデルの場合、ボディー表面の平滑さや艶は仕上がりの善し悪しに非常に関係してきます。そのために十分な下地、さらに上塗り、クリアーコートとたくさんの塗装手順を踏まなければなりません。
塗装した面の乾燥に要する時間は必需で、故に日数を要するわけです。じっと乾燥まで待てば問題ありませんが、その間にエンジンやシャーシの塗装を行えば効率的です。そんな理由からボディーから手がけられることが多いのです。ま、必ずこの通りにしなければならないわけではありませんので、ご参考まで・・・。


塗料自体の隠蔽力が弱いためにムラになりやすい塗料は、できるだけ同じタイミングと同じ回数の塗装を心がけた方が、ボディーを組み上げたときに色の違和感がなくてよいかと思います。意外にドアミラーパーツって忘れられやすく、あとで「しまった!」となりがちです。ほとんど自戒ですが、細かなものまで配慮しましょう。


ボディーの指定色は「パールイエロー(タミヤの特色スプレーで、すでに絶版のようです。)」なので、ピュアイエローの上にパール塗装を行いました。光にかざすとご覧のようにゴールドっぽい感じに見えます。
光の反射があまり及ばないところでは、いたって普通のイエローに見えます。


パールは、写真でご覧のとおりWAVEの「ホワイトイエロー」という、パールの粉末を使いました。
単にパールホワイトでもよいのでしょうが、イエローの上に塗ると白銀の薄い膜に覆われたような黄色になるため、パールホワイトは使いませんでした。このため同色系(この場合は、イエロー)のパールを使いました。

また、このWAVEのパールの粉末は、塗料との混合比が示されておりませんので、とりあえずクリア10グラムに対して、クレオスのMr.ミックスⅡ調色計量セットに含まれる「調色スプーン」ですり切り2杯で調合しました。

この調合比率がいいのか、よくないのかわかりませんが、少なめのパールをクリアで割ると何度も塗装を重ねないと効果が現れにくいのですが、効果が緩やかに現れるために、パールの吹き過ぎが防止できると思います。

話は変わりますが、最近「BlogModelers」のメンバーに加えていただきました。「BlogModelers」のHPで当拙作Blogをご紹介いただいたことにより、たくさんの方の訪問や閲覧をいただいております。
まだまだ、コメントをお返ししたり、他のメンバーの方のHPやBlogを訪問するなど満足にできていませんが、今後とも皆様よろしくお願いします。