2010年2月9日火曜日

タミヤAXIAスカイライン製作記 その3

製作が滞っていたわけではありませんが、一昨日なんとか完成しました。
実は某模型店のコンテストへエントリーするために急遽完成しました。

本当はもっと余裕で完成するはずだったのですが、年末年始に製作意欲が低下したためと、当初エンジンは素組の予定が、実物のエンジン部分の写真が入手できたために予想以上にエンジンのディティールアップに力を入れてしまったのが誤算です。

最後にレースカーにあるフロントウインドの上方の幕(正式になんというのか不明です。)のデカールでとんでもないことになってしまうわけで・・・突貫工事はイカンとの当たり前のような戒めでした。
その行程はいずれ書くとして、今回はエンジンのディティールアップ部分についてご覧をいただきます。
キット素組では、エンジン部分はスカスカで、これではレースカーらしくないので加工しました。
大まかに説明すると以下のとおりです。
  1. エンジンのヘッドカバー部分は市販車のままでしたので、中央をくり抜いて「らしく」コードを追加しました。ただ、黒色なのでヒゲが生えているようにしか見えないのが難点・・・赤とか黄色でしたら栄えるのでしょうけど。
  2. インタークーラーを2ミリハンダ線でパイピングしました。継ぎ手部分(水色の帯)の部分を0.14ミリの板おもりで切り出して、水色に塗装し、パイピングの上に巻いてあります。いままで継ぎ手の部分の加工は色々と試してみましたが、この板おもりで巻く方法が、一番手軽で自然な感じに仕上がりました。
  3. ラジエータ左右のボックスやらボトルはすべてプラ板から加工しました。サイズ的にはそれなりですが、雰囲気重視ってことで。
  4. ヘッドからのブローバイガスを逃がすパイプ(名称が合っているのか不明)はモデルファクトリーヒロのクリアチューブを使用しました。製品のチューブはその名のとおり透明ですが、ここで用いる場合は、黄色いパイプとなります。
    バイクの作例で内部に色を充填して表現しているものがありましたので、真似してクレオスの色の源「イエロー」をチューブに充填しましたが、一日放置しても充填した塗料が乾燥しません。細かく切り分けると端部からドロドロと塗料が流れ出る始末・・・何か他にコツがあるのででしょうか?
    チューブの内に塗料を流し込む方法は失敗したことと、実物も表面が黄色いようなパイピングだったので。ここは潔くあきらめ、チューブの表面にミッチャクロン(プライマーのようなもの)を下地に塗り、色の源「イエロー」を塗りました。

ラジエーターの上方に見える配管やエンジンヘッド右側に見えるパイピングも追加してあります。正式な名称が不明なので、部位をなんと表現していいやら・・・。インタークーラーの右側のパイプはボディーを被せると全く見えない部分なので省略してあります。これじゃ、冷却効果は全く期待できそうにありませんね。

エンジン右側にファイヤーウォールと同化しているようなロールバーを追加してあります。この部分は以外にスカスカなので、バーがいいアクセントになります。

最後にストラットタワーバーを作ってありますが、これはボディーを填めるときに破損するといけないので取り付けてありません。完成写真の時にご覧いただけると思います。

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