しばらく中断していた製作なのですが、ボチボチ始めています。とは言え、今回の製作記は昨年撮ったもので、文面として起こすまでに時間がかかったものです。
室内部分です。主にセンターコンソールからリヤに向けての配線を追加してあります。
このような配線は黒やダークグレーのイメージがあるのですが、実写の写真を見ると住宅の屋根裏に転がしているような屋内配線に見えたので、明るいグレー(明灰白色)で塗装してあります。
この配線は、ハンダの0.8ミリを使用しています。このハンダは、ホームセンターで簡単に手に入りますし、何よりも柔らかいために曲げに柔軟に対応します。ただし、洋白線や真ちゅう線のように強度はありせん。
ハンダは金属ですから、クレオスやフィニッシャーズといったアクリルラッカー塗料を塗装する場合は、必ずメタルプライマーを下地に塗装する必要があります。
ダッシュボードの真ん中にキルスイッチ(黄色の枠に赤いハンドルがある部分)もアクセントで作りました。
この部分も強度が必要ではないので、つり道具用の板おもり(0.14ミリの鉛板)をデザインナイフで切り出して形成しました。0.14ミリの鉛板ともなると紙に近い感覚で加工ができるので、とても重宝します。
シートベルトは、バックルなどの部分は「スタジオ27」のものを使用していますが、ベルトの部分は前述の鉛板(0.14ミリ)を切り出して、ブリリアントブルーで塗装をしてあります。
サテンで再現される方もあるようですが、編み目が1/24スケールではちょっとオーバースケールに思えるために私は鉛板で表現をします。(このあたりの感覚は人それぞれなので、サテンでの表現やシートベルトセットに入っている生地を使うのもありかと思います。)
鉛板でしたらシートベルトの微妙なたわみ等も表現できてとてもよいです。
ベルト部分は、仕上げにつや消しでトーンを落とすと繊維のような雰囲気になります。
こちらの写真の方がダッシュボードの真ん中にあるキルスイッチの感じがつかめると思います。
シートベルトのリヤ側の端部は概ね写真のような始末になっているようです。
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