2011年2月28日月曜日

ウレタンクリアについて考える その2

明日から3月、今年度最後の月です。

ご覧いただいている皆さんも年度末で慌ただしい時期かと思います。
このところブログの更新が滞っているのは理由がありまして、年度末とかそういうのは一切関係なく、最近発売されたミクポルシェの影響です。

同時期にタミヤのLEXUS LFAも発売され、かなり興味があったのですが、店頭で見かけたミクポルシェに心惹かれ、気がつくとAとBの両方を買っていました。

今現在仮組みを着手しています。GT300仕様にするにはナンバーデカールやらフロントガラスの鉢巻が足らないようですが、それはあとで考えましょう・・・・。今回は積ん毒ではありません。

さて、前回の続きです。「精密屋のウレタンクリア」はなぜかヒケちゃう・・・それは特徴として受け止めればよいのですが、もっと他のウレタンクリアはないものかとインターネット上で探すと、実車用のものが目にとまりました。
実車用のウレタンクリアはかなりの種類が存在し、選択に迷うほどなのですが、通販で手に入りやすいロックペイントの「マルチトップクリアSH」を選んでみました。


根本的に違うのが、主剤と硬化剤の配合で、その1で紹介した「フィニッシャーズのGP1」、「精密屋のウレタンクリア」の両方が主剤10に対して硬化剤1を加えるものでしたが、こちらは主剤2に対して硬化剤1を加えるものです。

内容は別として10:1の混合比って、少ししか使わない場合は、計量が非常に面倒なのですが、2:1なら比較的に簡単にできそうというのも選んだ理由のひとつだったりします。

もう一つの違いは「マルチトップクリアSH」には硬化剤が外気温に応じて複数あり、シンナーも同じく外気温に応じて複数存在します。
通販のページには、硬化剤を多く加えるためシンナーで硬化速度を調整するのではなく、硬化剤で調整するとよいとあります。
硬化剤は「遅乾型」で、シンナーは「夏型シンナー」を選びました。
理由はあまり早く乾燥すると塗面のホコリの除去に困るかも・・・そんな理由からでした。

模型屋で売っているシンナーはアクリルやエナメル、アクリルラッカーと分けがあるものの、乾燥時間に関わるものといえば添加剤のリターダしか思いつきませんので、シンナーの揮発速度に応じたものが複数あるのは、理にかなっていると思いました。

2セットほど使用しましたが、アクリルラッカー並に乾燥は早いです。特に夏場はかなり早く硬化するので、硬化剤は「遅乾型」で硬化速度をゆるやかにして、塗面についたホコリを除くことができるだけの余裕を持ったほうがよいと思います。

使用感は「精密屋のウレタンクリア」と同じくシャビシャビの感じ、「精密屋のウレタンクリア」に比べ厚めに吹いてもタレにくく思います。
乾燥後も塗面のヒケがありません。
値段も安いですし、実車用クリアという響きもマニアックな気持ちをくすぐることでしょう。


これでほぼ自分では理想とするウレタンクリアに出会えたわけですが、「マルチトップクリアSH」の2セット目を消費して、もっと深みのある艶ともっとタレにくいものがないか欲を出してさがしていたところ、複数のモデラーの方のブログで紹介されている日本ペイントの「nax20LX」というウレタンクリアに関心を持ちました。

ただ、ネット通販では、思うように小分けして売っていません。16リッターぐらいは最小で買わなくてはいけないようなので、続いてヤフオクを探すとありました。1リットルで小分けして販売しています。もちろん買いました。


1リットルの小分けは、日本ペイントのパッケージのものでなく主剤が汎用
のスチール缶、硬化剤が汎用のポリエチレンのボトルに入れられているため
この写真はその出品者の方の了解を得て使わせていただいています。

使用感はわずかに粘度を感じる程度で30パーセントの希釈で楽に吹きつけられるものの「フィニッシャーズのGP1」と同じくらいタレません。
乾燥後の光沢は今までの中では吹きっぱなしで一番よく輝いています。もちろん研ぎ出すとさらに深みのある艶がでてとても良好な印象を受けました。
主剤、硬化剤の混合比率は写真にあるように3:1で少量でも混合しやすい比率となっています。

シンナーはあえてウレタンシンナーを使わずにFOKのシンナーを使用しています。
実は「マルチトップクリアSH」の2セット目を使う辺りからウレタンシンナーの臭いがとても気になり、クレオスのシンナー、FOKのシンナーを試験的に使ってみたところ、仕上がりに影響がなかったことと、硬化障害がなかったことから、そのままFOKシンナーで希釈して現在に至っています。(メーカーの推奨ではありませんので、同じようにされる方があれば自己責任にてお願いします。)

「マルチトップクリアSH」、「nax20LX」とも実車塗料ですので黄変の心配は少ないと思いますし、値段も模型用に比べると非常にリーズナブルになっています。

今おすすめするとすれば最後にご紹介した「nax20LX」です。吹きっぱなしでもこんなに艶が出るのかなと思うことでしょう。
 
 

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