2010年12月25日土曜日

JMC大阪 2010 その4

JMC作品展会場での投票で選出されたサポーターズ大賞が、12月21日付けでハセガワより発表されました。

サポーターズ大賞



シニアクラスーパフォーマンス部門ーノーマル部門



シニアクラスーパフォーマンス部門ー改造部門



ハセガワ社内作品


以上がJMC大阪 2010 で展示されていた全作品・・・たぶんそうだと思います。(新製品、参考出品は除く)


個人的にとても気になった作品をいくつかご紹介

ハセガワの自社製品なのですが、現在はカタログ落ちしています。
モデルカーズ賞を受賞されていました。
キットを実際に見たことがないので詳しくは分かりませんが、室内のシートベルト等にもしっかり手が入れられ、レースカーの雰囲気がバッチリです。
ボディー全面に塗り分けられている朱色もおそらく塗装で表現されており、さらにその朱色の縁取りを黒いラインで表現しているのも手が込んでいます。
デカールは全て自作のようです。




続いてこちらのビートル・・・作品展にはこのビートルを含めて3作品展示されていましたが、こちらは幌の部分の作り込みにリアルさを感じました。他にも屋根をオープンにしたために細かな改造が施されています。



最後はこちら・・・
配色がとても涼しげです。一次審査が9月ですから、ちょうど夏の頃に作られたのでしょうか。
展示台との調和も図られています。
 
 

2010年12月22日水曜日

JMC大阪 2010 その3

シニアクラスー艦船部門ーノーマル部門



シニアクラスー艦船部門ー改造部門



シニアクラスーAFV部門ーノーマル部門


シニアクラスーAFV部門ー改造部門はエントリーがありませんでした。


シニアクラスーディオラマ部門ーノーマル部門



シニアクラスーディオラマ部門ー改造部門



シニアクラスーキャラクター部門ーノーマル部門



シニアクラスーキャラクター部門ー改造部門


残りあと少しですが、次回に続きます・・・・。
 
 

2010年12月19日日曜日

JMC大阪 2010 その2

ジュニア大賞



ジュニア賞(ハイ&ロー)



ファミリー賞


ハセガワのHPによると、J M C 大賞・サポーターズ大賞・スーパーマスターズ賞・マスターズ賞・シニア賞・ジュニア賞・ファミリー賞 は、2011年5月静岡ホビーショーに展示とあります。
グランドマスターとジュニア大賞が抜けており、おそらく誤植だと思われますが、真偽をご存じの方コメントいただけると幸いです。

それでは、協賛企業賞、アドバイザー賞、参加賞 の作品を部門別に分けてご覧いただきます。

シニアクラスー自動車部門ーノーマル部門



シニアクラスー自動車部門ー改造部門


シニアクラスー飛行機部門ーノーマル部門



シニアクラスー飛行機部門ー改造部門


撮影した枚数は500枚を超えていました。一度にこれだけの枚数を撮影するのは自身でもちろん初めて。ブログに載せるためにトリミングと細かな色あわせ(特に白と赤の色はデジカメでは違った色になりがちですので・・・。)を行いましたが、加工ソフトの動きが重くて大変時間を要しました。
CPUやメモリー周りを改善するといいのかもしれませんね。

まだまだ続きます・・・。
 
 

2010年12月18日土曜日

JMC大阪 2010 その1

12月11日(土)JMC2010作品展、大阪会場に行って来ました。
それではお約束の会場前の写真を・・・


今年も大阪城ホールでは矢沢永吉コンサートが行われるとのことで、昨年見かけたツアーのラッピングトラックが見られるかと密かに楽しみでしたが、残念ながら順路上にはありませんでした。(ネットで検索すると、今年も7台程度のラッピングトラックが大阪城ホールの近くにファンサービス?で整列して駐車してあったとか・・・。)

それでは会場へ・・・作品は東京会場の時にCMT(クラフトモデルチーム)さんのホームページで拝見しておりましたので、入賞者のものはじっくりと、惜しい結果に終わった作品は初めてゆっくりと眺めさせていただきました。

JMC大阪会場のレポートは、JMC作品展の20周年を記念して、ハセガワ社内作品を含めどーんと全作品を紹介します。

JMC大賞

(写真をクリックすると別窓で写真が開き、さらにその写真をクリックするとオリジナルサイズをご覧になるこができます。)


グランドマスター、スーパーマスターズ金賞・銀賞・銅賞


マスターズ賞



JMC20周年記念塗装賞

注:青色のボーイング747-400は、ジョイントギャラリーのもので入賞作品ではありません。

シニア賞



特別賞



努力賞


作品は作者のお名前、年齢を伏してあります。
作品の背景に一部個人を特定できる写真がありますが、意図したものではないため特に目線を入れる等の秘匿措置は行っていません。
しかし、この時間にここにいるのは内緒とか、仕事途中なのに写り込んでいるとか種々の問題がある方はお手数ですが、自己紹介の「詳細プロフィールを表示」をクリックされ、連絡先からメールでお知らせください。
 
 

2010年12月4日土曜日

ハセガワ トヨタ2000GT 製作記 その2

ボディーの加工をします。

製作の順番としてボディーのオーバーフェンダーの状況を見ながらホイールのリム幅やトレッドを決めていきましのたで、厳密に言えばホイール加工よりボディーの加工の方が先でした。

オーバーフェンダーはジャンクパーツより既製のものを流用しました。
ビス止めのオーバーフェンダーにすると格好いいなと思いつつ、リヤのオーバーフェンダーのボリュームが少なめなので、再びエポキシパテを盛って加工してしまうことになります。
その模様は別の行程でご覧いただきます。


フロント部分のヘッドライトは、タミヤR35カルソニックスカイラインの部品を流用し加工します。
電飾はしませんが、一応光軸を気にしながらの位置あわせをしています。
ボンネットの形状もライト部分の加工に伴い変えてしまうので、スジ彫りはパテで埋めておきます。


タミヤのエポキシパテ(速硬化タイプ)を使い修正していきます。
このパテは、硬化までの程よい加工可能時間と硬化後の表面の滑らかさが気に入っています。模型店で入手しやすいというのもポイントです。


加工中は手やヘラにエポキシパテが付かないように一般には水を指につけながらエポキシパテを練る・・・となるのですが、水を使うより薬局等で売っている「白色ワセリン」を使う方が簡単なのでおすすめです。

この白色ワセリンは、主の用途として手足のヒビ、アカギレ、皮膚の荒れ、皮膚の保護です。
乾燥するこの季節、おじさんの肌の養生にもピッタリの品です。
他にはシリコン型の離型剤、エアブラシの擦動部などへ利用もでき用途は多様です。写真は50グラムのものですが、500グラムのボトルも1000円前後で販売されていますので、使う頻度が多いときはボトルでの購入が良さそうです。

さて、ワセリンをヘラの先に薄くつけてエポキシパテの表面を優しく撫でると艶を伴った平滑な面が得られます。滑らかな表面を作っておくと硬化後の加工も楽になるのでおすすめです。ワセリンとともにエポキシパテを練り込むと硬化障害になりそうですが、意外にもそんなことはありません。

寒いこの時期エポキシパテが非常に固くなって練りにくくなっています。力業で練り込んでしまう猛者もいるでしょうが、使う前にドライヤー等で暖めておくと、柔らかくなって扱いやすくなります。

 
 

2010年12月1日水曜日

ハセガワ トヨタ2000GT 製作記 その1

早いもので今日からは今年最後の月、12月になりました。

「Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記」のたかととさん、「親父たちの模型道楽集会所」のおーにーまんさん、「かっぱコーヂのくるまづくし」のかっぱコーヂさんよりリンクをいただき、ビックリするほどたくさんの来訪者がありました。
ブローガーの皆さん、来訪者の皆さんお礼申し上げます。

さて、JMC2010でシニア賞をいただきました「トヨタ 2000GT」の製作記を進めていきます。

ベースは、ハセガワの1967 FUJI 24-HOUR RACE WINNER です。このモデルは市販車のタイプもあるのですが、作品の完成形がレーシーな市販車というイメージでしたのでこちらを選んでいます。
もう一つ大事なイメージとして、もし所有するなら自分はこう改造する的なスパイスを加えようとし、作品名を「トヨタ2000GT REFINE」としています。

大きな改造としては、オリジナルのボディーの流れるような曲線を生かしながらフロントライト周りのイメージを現代風にして、ボディーをよりグラマラスにするためにオーバーフェンダーとワイドリムホイールに履き替え迫力を増すようにしました。

まずはホイルから・・・

オーバーフェンダーには、ワイドタイヤでしょう・・・と思い、ホイールの径が大きく、かつ、ほどよいタイヤの扁平率のものを物色していたところ、タミヤの1/24 ポルシェ935ターボの前輪部分がちょうどイメージぴったりでした。
ホイールだけで2セット(ポルシェ935ターボのホイール、タイヤは前後異径)キットが必要になります。
タイミング良くポルシェ935ターボは最近再販されているので、タミヤカスタマーサービスから部品請求し2セット確保します。

まずはきれいにメッキされているので、キッチンハイターにつけてメッキを除去します。この部品は表面にクリアが塗布されていないのか、ハイターに入れてすぐにメッキが剥がれます。

次にホイールのメッシュ部分の加工です。メッシュ部分は抜けていないので、裏から削ってバリとりをする方法もありますが、ちょうどジャンクバーツでSTUDIO27のBMW635csiについていたメッシュ部分のエッチングがあったのでこれを流用します。

後輪にするホイールはリム幅を大幅に広げて前後とのリム幅の差を視覚的にアピールできるように加工します。真ん中のプラのメッシュ部分は不要ですのでくり抜きます。
後ほどエッチング製のメッシュ部品を取りつけるため、メッシュ部品の受けは元の位置より後退させプラ板でぐるりと一周し巻き付けます。


左側が後輪用、右側のホイールが前輪用です。
リム幅の違いがお分かりいただけるでしょうか。