これを両面テープで貼り付けたら完了。実に簡単にできます。あとは好きな番手のシートを貼り付けて使用するだけ。マジックシートですから、シートの途中張り替えも楽々、なかなかのすぐれものツールになります。
最後にいろいろな番手のシートと並べてみました。
左から
・ 青色 スーパーアシレックス スカイ 粗目 #360
・ 水色 スーパーアシレックス スカイ 細目 #600
・ レモン色 スーパーアシレックス レモン #800
・ オレンジ色 スーパーアシレックス オレンジシート #1500
この他にスーパーアシレックス・スカイには、中目#500番がありますが、番手が近いために使用していません。
それでは、肝心なインプレです。
水研ぎ、空研ぎ両方で使用できますが、空研ぎで使用しています。
コバックスのシート、ペーパーの両方に言えることなのですが、研磨カスがペーパー(シート)面に詰まっても、これを取り除くことにより、使い始めの頃のサクサクとした切削状態が蘇ります。もちろん何度もこれを繰り返すと徐々にサクサクした感覚は落ちますが、とにかく耐久性が高くて3Mのスポンジペーパーの10倍以上(本人の感覚比)は使えます。
スーパーアシレックス・スカイ(細目 #600相当)シートを使いペーパーがけを行った映像です。サクサクした音がとても小気味よく感じます。(少しボリュームを大きくした方が確認しやすいかもしれません。)
ペーパーがけというと、力を入れて擦る感覚だったのですが、このスーパーアシレックスは、表面を滑らすだけで、キッチリと面に当たり、きれいなつや消し状態になります。不揃いな深さの傷も付かないので、さらに細かい番手のシートに移行しても、前のペーパー目でついた傷を消えすためのペーパーがけという作業から解放されます。
ジャンクボディーを利用して天井面のペーパーがけを行いました。上半面の光沢のある部分はウレタンクリアの吹きっぱなしで艶はあるものの、表面は細かくデコボコしています。下半面はペーパーがけで均等なつや消しになっています。この作業はわずか数回で完了しますので、大変効率のよい作業が可能です。