今春、製作記でお伝えしていた「AXIA スカイライン」です。
某模型店のコンテストに出展し、展示期間が過ぎたので引き取って、そのまま完成写真を撮るのを忘れていました。
エンジンを若干ディテールアップしたので、「ボンネットで覆ってしまってはもったいない。」との考えからボンネット部分はご覧のような、透明のプラ棒で作ったハンガーにかけて展示としました。
エンジン部分はご覧のような感じです。
ちなみに実車は、1991年か92年前半の仕様のようです。メインスポンサーのAXIAは、当時のカセットテープの商品名です。
テレビコマーシャルで当時初々しい斉藤由貴が出演していた思い出があります。最近のドラマ「同窓会 ~ラブ・アゲイン症候群」でも出演されているようですが、正直なところ、昔の面影を探すのも大変な感じです。(ファンの方ゴメンなさい。)
フロントウインドの上部の帯(TRAMPIOの部分)は、コンテストに持っていくときはひび割れが見られたのですが、展示期間を終えて引き取り、自宅で写真を撮った時には気にならない程度になっていました。結果オッケーと言うことですね。
リアビューです。
GT-Rのエンブレムとトランクフードピンはエッチングを使っています。
後ろからは特にアピールするものはありません・・・・汗
斜め後ろからです。
ボディー横の部分の模様は左右非対称となっています。
ボディー全体は銀色とは言え、天井、側面はほとんどデカールなので、デカール好きな人には、貼り終えた満足感が十分に感じられるキットだと思います。
色の配色も独特なこともあり、ずいぶん目立つカラーリングです。
全面に近いデカールの貼り付けはもうお腹いっぱいなのですが、この翌年の黒ボディー(フジミ製)の方も手に入れました。
しばらくは製作予定がありませんが、そのうち・・・ってことで。
2010年5月23日日曜日
2010年5月15日土曜日
タミヤPENNZOIL NISMO GT-R(R34) 製作記 その4
静岡ホビーショーが開催されています。私事ですが、毎年この時期に定例の行事があり、いつも見に行くことができません。
非常に残念ですが、HPやブログの記事でモデラーズクラブ合同作品展の熱い模様を感じたいと思います。
さて、PENNZOIL NISMO GT-R ですが、現在、他の作品を製作しているために休止中なのですが、撮りためた写真があるために順次紹介していきたいと思います。
よってこの記事はリアルタイムな進行状況ではありません。
まずは足回り。マスキングしてエアブラシで塗装するか、筆塗りでコツコツと塗り分けをするかなのですが、どちらも結構手間です。
そこで、すでにご存じの方も多数かと思いますが、こんな方法で塗り分けてみました。
まずは、ショックアブソーバーがシルバーであるため全体をクレオスのアクリルラッカーのシルバーを使いエアブラシで塗装します。
次にロッドの部分をタミヤのエナメル塗料のセミグロスブラックを使い、エアブラシで塗装します。この時にマスキングはせずに細吹きで大まかに塗り分けます。
はみ出した部分は、あとでエナメル薄め液かジッポのオイルライターでふき取ればOKです。
同じ要領でスプリングの部分をタミヤのエナメル塗料のクリアブルーを使い塗装します。
はみ出した部分は、このように綿棒を使いふき取ればOK。さらに細かいスプリングの間は面相筆にエナメル薄め液を付けて根気よくふき取ります。筆はティッシュでふき取った塗料を拭いながら、常に塗料で汚れていない状態でふき取りを続けます。
三色の塗り分けが完了しました。もちろんマスキング無しです。これなら手間はあまりかかりません。
次にタイヤのサイドウォールのロゴについてです。
キットではロゴの部分は、デカールで再現することになっていますが、タイヤ用ステンシルを使いエアブラシで仕上げた方が簡単なのでデカールは使いませんでした。
タイヤ用ステンシルは、以前製作したカルソニックIMPUL GT-R(R35)の別売エッチングパーツセットに含まれていたものを使いました。
ただ、このまま使ってはPENNZOIL NISMO GT-Rのタイヤの外径が小さいので、ロゴがきれいに収まりません。「BRIDGESTONE」と「POTENZA」は別々に塗り分けることになります。
タイヤ用ステンシルを使いエアブラシで仕上げる方法の注意として、タイヤのロゴはホイルを組み込んでから塗装することです。
タイヤのロゴをホイルを組み込んでから塗装する方法だと、ホイルをマスキングしなくてはならないので、タイヤ単体で塗装を行った方が簡単なのですが、ホイルに組み付けるときにかなりの確率でタイヤのロゴにひび割れが起こります。
ロゴの塗色は白です。クレオスなどのアクリルラッカー系の白でもいいのですが、はみ出た部分のふき取り易さや不幸にも失敗したときに全部をふき取るためには、塗装面をあまり痛めないエナメル系の塗料が有利です。
ここでは、エナメル系の白、タミヤのフラットホワイトを使用しました。
塗料の薄め具合は、通常とあまりかわりませんが、一度に厚吹きしないようにします。
薄め液はアクリルラッカー系(私の場合は、FOKのシンナー)を使用すると塗装が早く乾燥します。
アクリルラッカー系の薄め液でエナメル塗料を溶いても余分な部分のふき取りは、エナメル系の薄め液でおこなうことができます。
ただ、エナメル系の塗料をアクリルラッカー系のシンナーで溶いた場合は、時間とともに分離することがありますので、塗装の際には十分に攪拌させる必要があります。(この方法はメーカー非推奨ですので、ご自分の責任の元行ってください。)
非常に残念ですが、HPやブログの記事でモデラーズクラブ合同作品展の熱い模様を感じたいと思います。
さて、PENNZOIL NISMO GT-R ですが、現在、他の作品を製作しているために休止中なのですが、撮りためた写真があるために順次紹介していきたいと思います。
よってこの記事はリアルタイムな進行状況ではありません。
まずは足回り。マスキングしてエアブラシで塗装するか、筆塗りでコツコツと塗り分けをするかなのですが、どちらも結構手間です。
そこで、すでにご存じの方も多数かと思いますが、こんな方法で塗り分けてみました。
まずは、ショックアブソーバーがシルバーであるため全体をクレオスのアクリルラッカーのシルバーを使いエアブラシで塗装します。
次にロッドの部分をタミヤのエナメル塗料のセミグロスブラックを使い、エアブラシで塗装します。この時にマスキングはせずに細吹きで大まかに塗り分けます。
はみ出した部分は、あとでエナメル薄め液かジッポのオイルライターでふき取ればOKです。
同じ要領でスプリングの部分をタミヤのエナメル塗料のクリアブルーを使い塗装します。
はみ出した部分は、このように綿棒を使いふき取ればOK。さらに細かいスプリングの間は面相筆にエナメル薄め液を付けて根気よくふき取ります。筆はティッシュでふき取った塗料を拭いながら、常に塗料で汚れていない状態でふき取りを続けます。
三色の塗り分けが完了しました。もちろんマスキング無しです。これなら手間はあまりかかりません。
次にタイヤのサイドウォールのロゴについてです。
キットではロゴの部分は、デカールで再現することになっていますが、タイヤ用ステンシルを使いエアブラシで仕上げた方が簡単なのでデカールは使いませんでした。
タイヤ用ステンシルは、以前製作したカルソニックIMPUL GT-R(R35)の別売エッチングパーツセットに含まれていたものを使いました。
ただ、このまま使ってはPENNZOIL NISMO GT-Rのタイヤの外径が小さいので、ロゴがきれいに収まりません。「BRIDGESTONE」と「POTENZA」は別々に塗り分けることになります。
タイヤ用ステンシルを使いエアブラシで仕上げる方法の注意として、タイヤのロゴはホイルを組み込んでから塗装することです。
タイヤのロゴをホイルを組み込んでから塗装する方法だと、ホイルをマスキングしなくてはならないので、タイヤ単体で塗装を行った方が簡単なのですが、ホイルに組み付けるときにかなりの確率でタイヤのロゴにひび割れが起こります。
ロゴの塗色は白です。クレオスなどのアクリルラッカー系の白でもいいのですが、はみ出た部分のふき取り易さや不幸にも失敗したときに全部をふき取るためには、塗装面をあまり痛めないエナメル系の塗料が有利です。
ここでは、エナメル系の白、タミヤのフラットホワイトを使用しました。
塗料の薄め具合は、通常とあまりかわりませんが、一度に厚吹きしないようにします。
薄め液はアクリルラッカー系(私の場合は、FOKのシンナー)を使用すると塗装が早く乾燥します。
アクリルラッカー系の薄め液でエナメル塗料を溶いても余分な部分のふき取りは、エナメル系の薄め液でおこなうことができます。
ただ、エナメル系の塗料をアクリルラッカー系のシンナーで溶いた場合は、時間とともに分離することがありますので、塗装の際には十分に攪拌させる必要があります。(この方法はメーカー非推奨ですので、ご自分の責任の元行ってください。)
2010年5月3日月曜日
タミヤPENNZOIL NISMO GT-R(R34) 製作記 その3
ゴールデンウィーク中です。天気も穏やかでまさに行楽日和です。
ずっと更新が滞っていましたが、ボチボチと製作は進めています。ただ、製作に重きを置くとブログの更新ってなかなか難しいですね。
丁寧な説明や写真を交えて、定期的にきちんとHPやブログを続けておられる人にあらためて尊敬いたします。
内装は、ボディーを被せてしまえばほとんど見えないので、素組でもそれなりにいけそうなのですが、ちょっと手を入れて見ました。
室内の配線について、それらしくやってみました。実物の資料が無かったのであくまでも、「それらしく・・・」なのでご了承を・・・。
で、青色の差している部分。(画像をクリックすると別窓で大きな画像になります。閉じるときはブラウザーの「×」で閉じてください。)
コネクターかジョイントになると思いますが、今までは「Plastruct」の六角棒を使っていたのですが、0.4ミリの中心に穴を開けるのは私には至難で、しかも、成形中にすっ飛ばして四次元の彼方に移動してしまうこともしばしば。
非常に歩留まりの悪いことこの上ない状態でした。
どうせ近くに寄って見えるような場所ではないので・・・ということで、0.14ミリの板おもりを小さく短冊にして、コードの上に巻き付けて見たところ意外にしっくりいき、それ以来この板おもりの短冊を巻くことで、なんちゃってを演出しております。最後に、この鉛おもりの短冊を金色に塗装するとさらにそれっぽくなると思います。ちなみに、コードの部分はハンダで黒色に塗装してあります。
トグルスイッチの部分は、以前はモデルファクトリーヒロのアルミリベットを使っていたのですが、外径が0.5ミリと、このスケールではオーバースケールな感じがしましたので、0.3ミリのハンダ線を使いました。ハンダ線は非常に柔らかで加工がしやすい半面、触れると曲がってしまうのが難点ですが、内装の部分でしたら、完成後触れることはありませんので問題はありません。外径が細くなった分、多少らしさは演出できたかと思います。
もう一つトグルスイッチの上にある、回転スイッチとでも言うのでしょうか、昔のテレビのチャンネルみたいな部分もハンダ線で作りました。外径1.2ミリをぶった切り、その上に長細く切ったハンダを接着しました。色が黒なので全く目立ちません・・・。
これがその板おもり。模型屋ではなく、釣具屋にあります。厚みも数々あり、表面に酸化防止でクリアが塗られているものもあります。
0.14は紙と同じように切ったりできますし、厚みも気にならなくておすすめです。
あとは、お好みに応じてどうぞ。
ずっと更新が滞っていましたが、ボチボチと製作は進めています。ただ、製作に重きを置くとブログの更新ってなかなか難しいですね。
丁寧な説明や写真を交えて、定期的にきちんとHPやブログを続けておられる人にあらためて尊敬いたします。
内装は、ボディーを被せてしまえばほとんど見えないので、素組でもそれなりにいけそうなのですが、ちょっと手を入れて見ました。
室内の配線について、それらしくやってみました。実物の資料が無かったのであくまでも、「それらしく・・・」なのでご了承を・・・。
で、青色の差している部分。(画像をクリックすると別窓で大きな画像になります。閉じるときはブラウザーの「×」で閉じてください。)
コネクターかジョイントになると思いますが、今までは「Plastruct」の六角棒を使っていたのですが、0.4ミリの中心に穴を開けるのは私には至難で、しかも、成形中にすっ飛ばして四次元の彼方に移動してしまうこともしばしば。
非常に歩留まりの悪いことこの上ない状態でした。
どうせ近くに寄って見えるような場所ではないので・・・ということで、0.14ミリの板おもりを小さく短冊にして、コードの上に巻き付けて見たところ意外にしっくりいき、それ以来この板おもりの短冊を巻くことで、なんちゃってを演出しております。最後に、この鉛おもりの短冊を金色に塗装するとさらにそれっぽくなると思います。ちなみに、コードの部分はハンダで黒色に塗装してあります。
トグルスイッチの部分は、以前はモデルファクトリーヒロのアルミリベットを使っていたのですが、外径が0.5ミリと、このスケールではオーバースケールな感じがしましたので、0.3ミリのハンダ線を使いました。ハンダ線は非常に柔らかで加工がしやすい半面、触れると曲がってしまうのが難点ですが、内装の部分でしたら、完成後触れることはありませんので問題はありません。外径が細くなった分、多少らしさは演出できたかと思います。
もう一つトグルスイッチの上にある、回転スイッチとでも言うのでしょうか、昔のテレビのチャンネルみたいな部分もハンダ線で作りました。外径1.2ミリをぶった切り、その上に長細く切ったハンダを接着しました。色が黒なので全く目立ちません・・・。
これがその板おもり。模型屋ではなく、釣具屋にあります。厚みも数々あり、表面に酸化防止でクリアが塗られているものもあります。
0.14は紙と同じように切ったりできますし、厚みも気にならなくておすすめです。
あとは、お好みに応じてどうぞ。
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