6月19日に「精密模型取り扱い厳重注意」のラベルが貼られた大きな宅配便が届きました。
はて、何か通販で買ったのか?と思っていたところ、発送元は「株式会社ハセガワ」「プラモデル完成品」とあります。
JMC2009 に出していた作品が返送されてきたのです。ずいぶんと厳重そうな梱包にハセガワさんが大切に扱っていただいたことがわかります。
それでは、開封してみます。
一つ目の箱を開けると封筒の中に「JMC2009のピンバッジ」、「静岡ホビーショーの写真?」、「作品に掲げられていたプレート」の3点がありました。
二つ目の箱です。二重梱包になっているようです。
この箱をあけると・・・。梱包材の中に作品を発見。
作品を取り出しました。
「東京会場」→「大阪会場」→「静岡ホビーショー」の長旅をしたようですが、もちろん傷も破損もありません。
ハセガワさんの細やかな取り扱いに、ただただ頭が下がる思いです。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
作品の写真は出展前に古いコンパクトデジタルカメラでしか撮っていませんでしたので、しばらくしたら、写真を撮り直してこちらでご覧いただきたいと思います。
2010年6月20日日曜日
2010年6月15日火曜日
アクセルS35シンナー
一年の中でもっとも塗装に適さない梅雨の時期になりました。
私の住む場所は、周りが田んぼばかりなので、これからは、カエルの合唱がにぎやかになりそうです。
製作は「PENNZOIL NISMO GT-R(R34)」を一時中断して、ある人へのお祝いとして、アメ車のSUVの模型を製作しています。
レベル製なのですが、エンジンは再現されていなく、見せ場も少ないためほぼ素組状態で進行中。
ただ、メッキのエンブレムが両サイドとリアにあり、凸モールドで表現してあったため、塗装の邪魔になることから、削ってしまいました。
黒のボディーであり外装でアピールするものがないことから、何らかの形でこの光り物のエンブレムを表現したいと思い、現在いくつか実験しております。
このことについては、別の機会にお伝えしたいと思います。
さて、前置きはこれぐらいにして、
このようなものを買いました。当方では、アクリルラッカー系の塗料の希釈はもちろんのこと、ツールクリーナーとしても使用し、オールラウンドに使っています。前回購入から1年半で一缶使い切りましたので、これは二缶目となります。
このシンナーは、「藤倉応用化工(FOK)のアクセルシンナーS35」と言う商品で写真のものは3キログラムのものです。
MSDS(製品安全データシート)によれば、トルエンが約10パーセント含まれており、使用感はクレオスのシンナーよりは揮発性が高く、フィニッシャーズのピュアシンナーと同じに感じるぐらい揮発性が高いです。
揮発性が高いということは、このシンナーで希釈した塗料で塗装した場合は、早く乾燥するわけで、重ね塗りや乾燥後の研ぎ出しに至るまでの時間短縮ができ非常に便利です。また、艶有りの塗料は、非常に艶々とした仕上がりにすることができます。
匂いはトルエンが混じっていることもあり、甘い香りがします。一部の方からはフィニッシャーズのピュアシンナーと同じという意見もありますが、真偽の程はわかりません。ただ、匂いや揮発性の高さはよく似たところがあり、もちろん、フィニッシャーズの塗料の希釈にも問題なく使えています。
非常に便利なものですが、やはり注意する点がいくつかあります。
成分としてトルエンが含有されているため、換気に十分注意が必要です。
また、トルエンはプラスチックを溶かしますので、このシンナーを使って、塗料剥離のためのシンナー風呂に使ってはいけません。
以前に間違って使ったところ、カーモデルのプラボディーは見るも無惨なドロドロの状態になり、二度と再生できないものになってしまいました。
それでは、プラスチックへの塗装は不向きじゃないの?って思われかもしれませんが、心配ご無用!
このシンナーで希釈した塗料で塗装した場合、プラスチック表面に塗料は残りますが、シンナーはすぐに揮発してしまうために、表面にいつまでもシンナーが漂ってプラスチックの表面を攻撃することがありません。
ただし、ほぼシンナーだけでプラスチックの表面をベトベトになるほどにさせれば、シンナー風呂と同じ道理でプラスチックの表面を侵します。普通であれば、塗料(溶剤)が含まれていますから、プラスチックの表面をひどく荒らすようなことはまず起こりえないと思われます。
厳密には、このシンナーは、塗料を希釈しているとは言え、ほんの僅かに表面を荒らしますのが、それが逆に塗料の食い付きよくするということが言えます。
あとは、クリアパーツのクリアーコーティングに使うのもNG。クリアーパーツが少し曇ってしまいます。クリアーパーツのクリアコーティングは、クレオスのシンナーをお薦めします。
藤倉応用化工のシンナーや塗料は取扱店が少ないのが難点。模型屋さんの流通経路にはほぼなさそうなので、通販で入手しています。
一番簡単なのが、販売元のHPで購入すること。
別途送料負担はありますが、まとめ買いで対処しています。今回は前回の通販で試しに買った「クリアー」の短時間で肉厚のあるクリアー層が形成できる感じに好印象をもち、コンクホワイト、コンクブラックを買いました。
両方とも通常のホワイト、ブラックよりも濃厚であるとのことで、最近よく当方が行う方法で、下地のサフェ代わりとして使用するために利用したいと思います。
私の住む場所は、周りが田んぼばかりなので、これからは、カエルの合唱がにぎやかになりそうです。
製作は「PENNZOIL NISMO GT-R(R34)」を一時中断して、ある人へのお祝いとして、アメ車のSUVの模型を製作しています。
レベル製なのですが、エンジンは再現されていなく、見せ場も少ないためほぼ素組状態で進行中。
ただ、メッキのエンブレムが両サイドとリアにあり、凸モールドで表現してあったため、塗装の邪魔になることから、削ってしまいました。
黒のボディーであり外装でアピールするものがないことから、何らかの形でこの光り物のエンブレムを表現したいと思い、現在いくつか実験しております。
このことについては、別の機会にお伝えしたいと思います。
さて、前置きはこれぐらいにして、
このようなものを買いました。当方では、アクリルラッカー系の塗料の希釈はもちろんのこと、ツールクリーナーとしても使用し、オールラウンドに使っています。前回購入から1年半で一缶使い切りましたので、これは二缶目となります。
このシンナーは、「藤倉応用化工(FOK)のアクセルシンナーS35」と言う商品で写真のものは3キログラムのものです。
MSDS(製品安全データシート)によれば、トルエンが約10パーセント含まれており、使用感はクレオスのシンナーよりは揮発性が高く、フィニッシャーズのピュアシンナーと同じに感じるぐらい揮発性が高いです。
揮発性が高いということは、このシンナーで希釈した塗料で塗装した場合は、早く乾燥するわけで、重ね塗りや乾燥後の研ぎ出しに至るまでの時間短縮ができ非常に便利です。また、艶有りの塗料は、非常に艶々とした仕上がりにすることができます。
匂いはトルエンが混じっていることもあり、甘い香りがします。一部の方からはフィニッシャーズのピュアシンナーと同じという意見もありますが、真偽の程はわかりません。ただ、匂いや揮発性の高さはよく似たところがあり、もちろん、フィニッシャーズの塗料の希釈にも問題なく使えています。
非常に便利なものですが、やはり注意する点がいくつかあります。
成分としてトルエンが含有されているため、換気に十分注意が必要です。
また、トルエンはプラスチックを溶かしますので、このシンナーを使って、塗料剥離のためのシンナー風呂に使ってはいけません。
以前に間違って使ったところ、カーモデルのプラボディーは見るも無惨なドロドロの状態になり、二度と再生できないものになってしまいました。
それでは、プラスチックへの塗装は不向きじゃないの?って思われかもしれませんが、心配ご無用!
このシンナーで希釈した塗料で塗装した場合、プラスチック表面に塗料は残りますが、シンナーはすぐに揮発してしまうために、表面にいつまでもシンナーが漂ってプラスチックの表面を攻撃することがありません。
ただし、ほぼシンナーだけでプラスチックの表面をベトベトになるほどにさせれば、シンナー風呂と同じ道理でプラスチックの表面を侵します。普通であれば、塗料(溶剤)が含まれていますから、プラスチックの表面をひどく荒らすようなことはまず起こりえないと思われます。
厳密には、このシンナーは、塗料を希釈しているとは言え、ほんの僅かに表面を荒らしますのが、それが逆に塗料の食い付きよくするということが言えます。
あとは、クリアパーツのクリアーコーティングに使うのもNG。クリアーパーツが少し曇ってしまいます。クリアーパーツのクリアコーティングは、クレオスのシンナーをお薦めします。
藤倉応用化工のシンナーや塗料は取扱店が少ないのが難点。模型屋さんの流通経路にはほぼなさそうなので、通販で入手しています。
一番簡単なのが、販売元のHPで購入すること。
別途送料負担はありますが、まとめ買いで対処しています。今回は前回の通販で試しに買った「クリアー」の短時間で肉厚のあるクリアー層が形成できる感じに好印象をもち、コンクホワイト、コンクブラックを買いました。
両方とも通常のホワイト、ブラックよりも濃厚であるとのことで、最近よく当方が行う方法で、下地のサフェ代わりとして使用するために利用したいと思います。
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