3月も下旬になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。
寒くても杉の花粉は例年以上の量が飛散しており、寒さに晒され、花粉症にも悩まされ、二つの苦痛を強いられるとは理不尽この上ない今日この頃です。
続いてクリアパーツのご紹介です。着色パーツはヘッドライトが黄色に彩られています。GT300クラスですから黄色のヘッドライトということで、スーパーGTのレギュレーションに則っています。
ところがテールランプは透明のままで、ユーザーにおいて着色が必要という妙なところが中途半端な心遣いだったりします。(ヘッドライトだけでも着色してあるのはありがたい話ですが・・・)
フロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウは一体型になっていますが、仮組したところまったくボディーにフィットしません・・・。Aピラー部分が切り欠きになっており隙間がでないように工夫はされていますが、他の部分の合いの悪さで心遣いが台無しになっている感が否めません。
ここは潔く全部を部分ごとに切り離しが方が精神衛生上よろしいかと思います。
構成部品の雑感はここまでで、製作をすすめていきます。
まず、フロントまわりはダクトだらけの構成ですが、残念ながらキットでは開口されていませんので、チマチマと開けていきます。
こんなところも・・・
こんなところも開口してしまいましょう。
ついでにドアノブ部分もボディーと一体になっているので開口しました。
開口したあとはエポキシパテで窪みを整形しておきます。これでドアノブ部分が立体的になったと思います。
2011年3月24日木曜日
2011年3月17日木曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その1
東日本大震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、前回の記事でミクポルシェの購入を書きましたが、それからすぐに製作に入っています。
発売予告時は、(スーパーGT300)Rd.6仕様となっていた物だと思います。パッケージではBタイプとなっています。
まずは構成部品について雑感を。
室内はバスタブ形式になっています。フロアは鉄板むき出しのディテールがされており、配線、小物はフロアと一体整形です。
造作はきれいなので塗り分けをしっかりすれば見栄のよいものになりそうです。
塗装&デカール 説明書で詳しくデカールの貼り方を説明していますが、並のGTカーとは一線を画す全面デカール。
オレンジ色のゼブラ模様とベースカラーのグラデーションはデカール一体で表現するか、グラデーションのベースカラーを塗装で行い、その上ゼブラデカールで貼るかの2者選択。
塗装できれいなグラデーションを作る自信がないので、前者のデカール一体で表現をする予定。でも、デカールの貼り込みに相当困難が予想される悩ましい選択です。
これぐらい拡大すると若干ドットが見えますが、気になるほどではありません。
ライトハウジングのメッキはそのままでよいと思いますが、ディスクローターやスポイラーの支持部(正式にはなんて言うのでしょうか?)はメッキのキラキラではありませんので、ここは塩素系漂白剤のハイターで剥離します。
ホイールはエアバルブが表現されています。
トーンが落とされたメッキでこのままで行きたいのですが、リム部分にバリのようなささくれがあるので仕方なくハイターでメッキを剥離します。
さて、前回の記事でミクポルシェの購入を書きましたが、それからすぐに製作に入っています。
発売予告時は、(スーパーGT300)Rd.6仕様となっていた物だと思います。パッケージではBタイプとなっています。
まずは構成部品について雑感を。
室内はバスタブ形式になっています。フロアは鉄板むき出しのディテールがされており、配線、小物はフロアと一体整形です。
造作はきれいなので塗り分けをしっかりすれば見栄のよいものになりそうです。
塗装&デカール 説明書で詳しくデカールの貼り方を説明していますが、並のGTカーとは一線を画す全面デカール。
オレンジ色のゼブラ模様とベースカラーのグラデーションはデカール一体で表現するか、グラデーションのベースカラーを塗装で行い、その上ゼブラデカールで貼るかの2者選択。
塗装できれいなグラデーションを作る自信がないので、前者のデカール一体で表現をする予定。でも、デカールの貼り込みに相当困難が予想される悩ましい選択です。
これぐらい拡大すると若干ドットが見えますが、気になるほどではありません。
ライトハウジングのメッキはそのままでよいと思いますが、ディスクローターやスポイラーの支持部(正式にはなんて言うのでしょうか?)はメッキのキラキラではありませんので、ここは塩素系漂白剤のハイターで剥離します。
ホイールはエアバルブが表現されています。
トーンが落とされたメッキでこのままで行きたいのですが、リム部分にバリのようなささくれがあるので仕方なくハイターでメッキを剥離します。
2011年2月28日月曜日
ウレタンクリアについて考える その2
明日から3月、今年度最後の月です。
ご覧いただいている皆さんも年度末で慌ただしい時期かと思います。
このところブログの更新が滞っているのは理由がありまして、年度末とかそういうのは一切関係なく、最近発売されたミクポルシェの影響です。
同時期にタミヤのLEXUS LFAも発売され、かなり興味があったのですが、店頭で見かけたミクポルシェに心惹かれ、気がつくとAとBの両方を買っていました。
今現在仮組みを着手しています。GT300仕様にするにはナンバーデカールやらフロントガラスの鉢巻が足らないようですが、それはあとで考えましょう・・・・。今回は積ん毒ではありません。
さて、前回の続きです。「精密屋のウレタンクリア」はなぜかヒケちゃう・・・それは特徴として受け止めればよいのですが、もっと他のウレタンクリアはないものかとインターネット上で探すと、実車用のものが目にとまりました。
実車用のウレタンクリアはかなりの種類が存在し、選択に迷うほどなのですが、通販で手に入りやすいロックペイントの「マルチトップクリアSH」を選んでみました。
根本的に違うのが、主剤と硬化剤の配合で、その1で紹介した「フィニッシャーズのGP1」、「精密屋のウレタンクリア」の両方が主剤10に対して硬化剤1を加えるものでしたが、こちらは主剤2に対して硬化剤1を加えるものです。
内容は別として10:1の混合比って、少ししか使わない場合は、計量が非常に面倒なのですが、2:1なら比較的に簡単にできそうというのも選んだ理由のひとつだったりします。
もう一つの違いは「マルチトップクリアSH」には硬化剤が外気温に応じて複数あり、シンナーも同じく外気温に応じて複数存在します。
通販のページには、硬化剤を多く加えるためシンナーで硬化速度を調整するのではなく、硬化剤で調整するとよいとあります。
硬化剤は「遅乾型」で、シンナーは「夏型シンナー」を選びました。
理由はあまり早く乾燥すると塗面のホコリの除去に困るかも・・・そんな理由からでした。
模型屋で売っているシンナーはアクリルやエナメル、アクリルラッカーと分けがあるものの、乾燥時間に関わるものといえば添加剤のリターダしか思いつきませんので、シンナーの揮発速度に応じたものが複数あるのは、理にかなっていると思いました。
2セットほど使用しましたが、アクリルラッカー並に乾燥は早いです。特に夏場はかなり早く硬化するので、硬化剤は「遅乾型」で硬化速度をゆるやかにして、塗面についたホコリを除くことができるだけの余裕を持ったほうがよいと思います。
使用感は「精密屋のウレタンクリア」と同じくシャビシャビの感じ、「精密屋のウレタンクリア」に比べ厚めに吹いてもタレにくく思います。
乾燥後も塗面のヒケがありません。
値段も安いですし、実車用クリアという響きもマニアックな気持ちをくすぐることでしょう。
これでほぼ自分では理想とするウレタンクリアに出会えたわけですが、「マルチトップクリアSH」の2セット目を消費して、もっと深みのある艶ともっとタレにくいものがないか欲を出してさがしていたところ、複数のモデラーの方のブログで紹介されている日本ペイントの「nax20LX」というウレタンクリアに関心を持ちました。
ただ、ネット通販では、思うように小分けして売っていません。16リッターぐらいは最小で買わなくてはいけないようなので、続いてヤフオクを探すとありました。1リットルで小分けして販売しています。もちろん買いました。
1リットルの小分けは、日本ペイントのパッケージのものでなく主剤が汎用
のスチール缶、硬化剤が汎用のポリエチレンのボトルに入れられているため
この写真はその出品者の方の了解を得て使わせていただいています。
使用感はわずかに粘度を感じる程度で30パーセントの希釈で楽に吹きつけられるものの「フィニッシャーズのGP1」と同じくらいタレません。
乾燥後の光沢は今までの中では吹きっぱなしで一番よく輝いています。もちろん研ぎ出すとさらに深みのある艶がでてとても良好な印象を受けました。
主剤、硬化剤の混合比率は写真にあるように3:1で少量でも混合しやすい比率となっています。
シンナーはあえてウレタンシンナーを使わずにFOKのシンナーを使用しています。
実は「マルチトップクリアSH」の2セット目を使う辺りからウレタンシンナーの臭いがとても気になり、クレオスのシンナー、FOKのシンナーを試験的に使ってみたところ、仕上がりに影響がなかったことと、硬化障害がなかったことから、そのままFOKシンナーで希釈して現在に至っています。(メーカーの推奨ではありませんので、同じようにされる方があれば自己責任にてお願いします。)
「マルチトップクリアSH」、「nax20LX」とも実車塗料ですので黄変の心配は少ないと思いますし、値段も模型用に比べると非常にリーズナブルになっています。
今おすすめするとすれば最後にご紹介した「nax20LX」です。吹きっぱなしでもこんなに艶が出るのかなと思うことでしょう。
ご覧いただいている皆さんも年度末で慌ただしい時期かと思います。
このところブログの更新が滞っているのは理由がありまして、年度末とかそういうのは一切関係なく、最近発売されたミクポルシェの影響です。
同時期にタミヤのLEXUS LFAも発売され、かなり興味があったのですが、店頭で見かけたミクポルシェに心惹かれ、気がつくとAとBの両方を買っていました。
今現在仮組みを着手しています。GT300仕様にするにはナンバーデカールやらフロントガラスの鉢巻が足らないようですが、それはあとで考えましょう・・・・。今回は積ん毒ではありません。
さて、前回の続きです。「精密屋のウレタンクリア」はなぜかヒケちゃう・・・それは特徴として受け止めればよいのですが、もっと他のウレタンクリアはないものかとインターネット上で探すと、実車用のものが目にとまりました。
実車用のウレタンクリアはかなりの種類が存在し、選択に迷うほどなのですが、通販で手に入りやすいロックペイントの「マルチトップクリアSH」を選んでみました。
根本的に違うのが、主剤と硬化剤の配合で、その1で紹介した「フィニッシャーズのGP1」、「精密屋のウレタンクリア」の両方が主剤10に対して硬化剤1を加えるものでしたが、こちらは主剤2に対して硬化剤1を加えるものです。
内容は別として10:1の混合比って、少ししか使わない場合は、計量が非常に面倒なのですが、2:1なら比較的に簡単にできそうというのも選んだ理由のひとつだったりします。
もう一つの違いは「マルチトップクリアSH」には硬化剤が外気温に応じて複数あり、シンナーも同じく外気温に応じて複数存在します。
通販のページには、硬化剤を多く加えるためシンナーで硬化速度を調整するのではなく、硬化剤で調整するとよいとあります。
硬化剤は「遅乾型」で、シンナーは「夏型シンナー」を選びました。
理由はあまり早く乾燥すると塗面のホコリの除去に困るかも・・・そんな理由からでした。
模型屋で売っているシンナーはアクリルやエナメル、アクリルラッカーと分けがあるものの、乾燥時間に関わるものといえば添加剤のリターダしか思いつきませんので、シンナーの揮発速度に応じたものが複数あるのは、理にかなっていると思いました。
2セットほど使用しましたが、アクリルラッカー並に乾燥は早いです。特に夏場はかなり早く硬化するので、硬化剤は「遅乾型」で硬化速度をゆるやかにして、塗面についたホコリを除くことができるだけの余裕を持ったほうがよいと思います。
使用感は「精密屋のウレタンクリア」と同じくシャビシャビの感じ、「精密屋のウレタンクリア」に比べ厚めに吹いてもタレにくく思います。
乾燥後も塗面のヒケがありません。
値段も安いですし、実車用クリアという響きもマニアックな気持ちをくすぐることでしょう。
これでほぼ自分では理想とするウレタンクリアに出会えたわけですが、「マルチトップクリアSH」の2セット目を消費して、もっと深みのある艶ともっとタレにくいものがないか欲を出してさがしていたところ、複数のモデラーの方のブログで紹介されている日本ペイントの「nax20LX」というウレタンクリアに関心を持ちました。
ただ、ネット通販では、思うように小分けして売っていません。16リッターぐらいは最小で買わなくてはいけないようなので、続いてヤフオクを探すとありました。1リットルで小分けして販売しています。もちろん買いました。
1リットルの小分けは、日本ペイントのパッケージのものでなく主剤が汎用
のスチール缶、硬化剤が汎用のポリエチレンのボトルに入れられているため
この写真はその出品者の方の了解を得て使わせていただいています。
使用感はわずかに粘度を感じる程度で30パーセントの希釈で楽に吹きつけられるものの「フィニッシャーズのGP1」と同じくらいタレません。
乾燥後の光沢は今までの中では吹きっぱなしで一番よく輝いています。もちろん研ぎ出すとさらに深みのある艶がでてとても良好な印象を受けました。
主剤、硬化剤の混合比率は写真にあるように3:1で少量でも混合しやすい比率となっています。
シンナーはあえてウレタンシンナーを使わずにFOKのシンナーを使用しています。
実は「マルチトップクリアSH」の2セット目を使う辺りからウレタンシンナーの臭いがとても気になり、クレオスのシンナー、FOKのシンナーを試験的に使ってみたところ、仕上がりに影響がなかったことと、硬化障害がなかったことから、そのままFOKシンナーで希釈して現在に至っています。(メーカーの推奨ではありませんので、同じようにされる方があれば自己責任にてお願いします。)
「マルチトップクリアSH」、「nax20LX」とも実車塗料ですので黄変の心配は少ないと思いますし、値段も模型用に比べると非常にリーズナブルになっています。
今おすすめするとすれば最後にご紹介した「nax20LX」です。吹きっぱなしでもこんなに艶が出るのかなと思うことでしょう。
2011年2月17日木曜日
ウレタンクリアについて考える その1
模型店でウレタンクリアが販売されていることもあり、すでにお使いのユーザーも多いと思います。
ウレタンクリアはアクリルラッカーのクリアと比べると良好な光沢が得られ、厚く強固な塗面が得られるのが魅力です。反面ウレタンクリアの主剤と硬化剤が反応し生成されるイソシアネートと言われる有害な物質で健康を害する恐れがあり取り扱いに十分な配慮が必要になります。
塗装の際には、有機溶剤用の防毒マスクに吸収缶を装着し塗装ブース(強制換気)でイソシアネートを吸引しないようにしましょう。
吸収缶に対応するガスによっていくつかの種類があるようです。こちらは有機ガス用のものです。他には亜硫酸ガス、アンモニア、一酸化炭素用などがありました。
吸収缶のラベルに使用時間を記入しておくと耐用時間を知るのに便利です。
このメーカーの品は耐用時間がラベルに破過曲線図として載っていました。
それでは、話は長くなりますが、失敗談を含めて今まで使用したウレタンクリアについての私的な感想を交え、自分への覚えの意味も含め綴っていきます。
現在までウレタンクリアは「フィニッシャーズのGP1」「精密屋のウレタンクリア」「ロックペイントのマルチトップクリヤーSH」と使ってきました。
「フィニッシャーズのGP1」は、説明書によるとシンナーは40パーセントがリミットとありますが、40パーセントのシンナー希釈でも粘度が高くエアブラシで吹きにくい印象、しかも乾燥は非常に遅いため、塗装後はホコリが付着しないように配慮しなくてはいけないと私の中では非常に敷居の高いウレタンクリアの印象がありました。
説明書によるとシンナーによる希釈がより少ないほうが光沢、乾燥時間が良好になるとあります。原液を3気圧以上のガンで吹きつけるとよいとも説明されています。エアーガンは持ち合わせがないのでエアテックスのエボリューションをノズルベースセットでニードルを0.6ミリに変えトライします。
原液はやっぱり無理です・・・。
ウレタンクリアが蜘蛛の糸になってエアブラシの先から放出されます。しばらくするとノズルが詰まって、どうにもならなくなりました・・・。
次に希釈の限界値の40パーセントのシンナーで吹きつけます。圧力もコンプレッサーの最高値を使用しました。
何やら吹き付けた反対側は白い結晶のようなものが付着し、その結晶を消すためにウレタンクリアを吹きつけると反対側がまた同じく白い結晶のようなものが付着し、永遠のスパイラルに巻き込まれていきます。
ネットで検索すると白い結晶はシンナーを吹きつけると消えるとのこと・・・早速試します。たしかに消えますが、今度は表面が垂れてきます。
希釈度を50パーセント以上すれば、楽に吹けるもののゆず肌になり、イレギュラーながら硬化剤を通常の1割から3割まで増量するとたしかに50パーセント以上の希釈をしてもゆず肌にはなりませんでした。しかし、この方法はあくまでもイレギュラーであり、ウレタンクリア主剤を使い切る前に硬化剤がなくなります。
結局2セット目を購入しあれこれと模索するも成功せず・・・心が折れてしまいました。
「フィニッシャーズのGP1」って相当難物の印象を受けますが、誤解なく・・・ちゃんと使いこなせていらっしゃる方もネットでたくさんお見受けしました。私が使いこなせなかっただけだと思います。
ウレタンクリアにトラウマになりかけたそんな時に偶然模型店で出会った「精密屋のウレタンクリア」これがダメなら永遠にウレタンクリアを使うことを封印しようと決心し試し吹き。
主剤の粘度は最初っからシャビシャビ・・・硬化剤を添加しても特に粘度が高まることもなく、このままシンナーによる希釈なしでも吹けそうです。
念のために10パーセント程度で希釈します。使い心地は大変よく、感覚的にはオートクリアやスーパークリアーとほとんど同じ。
つまり、アクリルラッカーと同じように使えました。
硬化時間も「フィニッシャーズのGP1」と比べればかなり早く硬化します。
とても好印象でいままでのウレタンクリアの呪いから開放されました。
でも・・・・いいことばかりではありません。この「精密屋のウレタンクリア」は乾燥後しばらくするとアクリルラッカーと同じようにヒケるのです。硬化後にヒケるのは精密屋のホームページには書いてありません。
でも確かにヒケるのです。それも乾燥後しばらくして・・・。デカールをクリアコートしようとする場合は、アクリルラッカーと同じで乾燥後もしばらく養生しておく必要があるようです。
ウレタンクリアは硬化剤に反応して化学変化による硬化をするからヒケないと聞いていたのですが、ヒケるのです。
もともとシンナー分が多くシャビシャビ然としていたのでしょうか(精密屋のホームページでは、「塗料メーカーとのコラボレーションでスケールモデル専用にスペシャルブレンド」)・・・・。シンナーが揮発してヒケると考えれば辻褄があうのですが、あくまで仮定ですので念のため・・・。
ウレタンクリアはアクリルラッカーのクリアと比べると良好な光沢が得られ、厚く強固な塗面が得られるのが魅力です。反面ウレタンクリアの主剤と硬化剤が反応し生成されるイソシアネートと言われる有害な物質で健康を害する恐れがあり取り扱いに十分な配慮が必要になります。
塗装の際には、有機溶剤用の防毒マスクに吸収缶を装着し塗装ブース(強制換気)でイソシアネートを吸引しないようにしましょう。
吸収缶に対応するガスによっていくつかの種類があるようです。こちらは有機ガス用のものです。他には亜硫酸ガス、アンモニア、一酸化炭素用などがありました。
吸収缶のラベルに使用時間を記入しておくと耐用時間を知るのに便利です。
このメーカーの品は耐用時間がラベルに破過曲線図として載っていました。
それでは、話は長くなりますが、失敗談を含めて今まで使用したウレタンクリアについての私的な感想を交え、自分への覚えの意味も含め綴っていきます。
現在までウレタンクリアは「フィニッシャーズのGP1」「精密屋のウレタンクリア」「ロックペイントのマルチトップクリヤーSH」と使ってきました。
「フィニッシャーズのGP1」は、説明書によるとシンナーは40パーセントがリミットとありますが、40パーセントのシンナー希釈でも粘度が高くエアブラシで吹きにくい印象、しかも乾燥は非常に遅いため、塗装後はホコリが付着しないように配慮しなくてはいけないと私の中では非常に敷居の高いウレタンクリアの印象がありました。
説明書によるとシンナーによる希釈がより少ないほうが光沢、乾燥時間が良好になるとあります。原液を3気圧以上のガンで吹きつけるとよいとも説明されています。エアーガンは持ち合わせがないのでエアテックスのエボリューションをノズルベースセットでニードルを0.6ミリに変えトライします。
原液はやっぱり無理です・・・。
ウレタンクリアが蜘蛛の糸になってエアブラシの先から放出されます。しばらくするとノズルが詰まって、どうにもならなくなりました・・・。
次に希釈の限界値の40パーセントのシンナーで吹きつけます。圧力もコンプレッサーの最高値を使用しました。
何やら吹き付けた反対側は白い結晶のようなものが付着し、その結晶を消すためにウレタンクリアを吹きつけると反対側がまた同じく白い結晶のようなものが付着し、永遠のスパイラルに巻き込まれていきます。
ネットで検索すると白い結晶はシンナーを吹きつけると消えるとのこと・・・早速試します。たしかに消えますが、今度は表面が垂れてきます。
希釈度を50パーセント以上すれば、楽に吹けるもののゆず肌になり、イレギュラーながら硬化剤を通常の1割から3割まで増量するとたしかに50パーセント以上の希釈をしてもゆず肌にはなりませんでした。しかし、この方法はあくまでもイレギュラーであり、ウレタンクリア主剤を使い切る前に硬化剤がなくなります。
結局2セット目を購入しあれこれと模索するも成功せず・・・心が折れてしまいました。
「フィニッシャーズのGP1」って相当難物の印象を受けますが、誤解なく・・・ちゃんと使いこなせていらっしゃる方もネットでたくさんお見受けしました。私が使いこなせなかっただけだと思います。
ウレタンクリアにトラウマになりかけたそんな時に偶然模型店で出会った「精密屋のウレタンクリア」これがダメなら永遠にウレタンクリアを使うことを封印しようと決心し試し吹き。
主剤の粘度は最初っからシャビシャビ・・・硬化剤を添加しても特に粘度が高まることもなく、このままシンナーによる希釈なしでも吹けそうです。
念のために10パーセント程度で希釈します。使い心地は大変よく、感覚的にはオートクリアやスーパークリアーとほとんど同じ。
つまり、アクリルラッカーと同じように使えました。
硬化時間も「フィニッシャーズのGP1」と比べればかなり早く硬化します。
とても好印象でいままでのウレタンクリアの呪いから開放されました。
でも・・・・いいことばかりではありません。この「精密屋のウレタンクリア」は乾燥後しばらくするとアクリルラッカーと同じようにヒケるのです。硬化後にヒケるのは精密屋のホームページには書いてありません。
でも確かにヒケるのです。それも乾燥後しばらくして・・・。デカールをクリアコートしようとする場合は、アクリルラッカーと同じで乾燥後もしばらく養生しておく必要があるようです。
ウレタンクリアは硬化剤に反応して化学変化による硬化をするからヒケないと聞いていたのですが、ヒケるのです。
もともとシンナー分が多くシャビシャビ然としていたのでしょうか(精密屋のホームページでは、「塗料メーカーとのコラボレーションでスケールモデル専用にスペシャルブレンド」)・・・・。シンナーが揮発してヒケると考えれば辻褄があうのですが、あくまで仮定ですので念のため・・・。
2011年1月31日月曜日
ハセガワ トヨタ2000GT
新しくなったパソコンのお話しを少し。
OSはwindows7の64ビット版を選択しました。
すでにwindows7 64ビット版をお使いの方はご存知だと思いますが、32ビットのソフトは「Program Files (x86)」とフォルダーに格納され、ほとんど問題なく動作します。起動できない場合等は、互換性のトラブルシューティングなる設定で回避します。
ところが、フリーソフトのドロー系ソフト「Inkscape(バージョン0.480-1)」が起動すらしません。互換性もあれやこれやの設定をかけるも結果は同じ・・・。
「Inkscape」は、デカールの版下を作る用途に使えます。「Adobe Illustrator」に勝るとも劣らない素晴らしいソフトなのです。
困った困った・・・。
ということで、いずれ改良されるとは思うのですが、今すぐにも使いたいという向きには、昔のコマンドライン版(起動時にDOS窓でコマンドが打ち込まれてから、windowsが起動するというものです。)というのが使えます。ただ、このころの「Inkscape」はよく落ちる・・なので、頻繁にデータ保存をしていかないと痛い目に遭いそうです。
さて、前置きが非常に長くなりましたが、完成写真を掲載します。一部は以前の投稿記事の写真と重複するものがありますが、今回はラベルで検索できるようにまとめてます。
OSはwindows7の64ビット版を選択しました。
すでにwindows7 64ビット版をお使いの方はご存知だと思いますが、32ビットのソフトは「Program Files (x86)」とフォルダーに格納され、ほとんど問題なく動作します。起動できない場合等は、互換性のトラブルシューティングなる設定で回避します。
ところが、フリーソフトのドロー系ソフト「Inkscape(バージョン0.480-1)」が起動すらしません。互換性もあれやこれやの設定をかけるも結果は同じ・・・。
「Inkscape」は、デカールの版下を作る用途に使えます。「Adobe Illustrator」に勝るとも劣らない素晴らしいソフトなのです。
困った困った・・・。
ということで、いずれ改良されるとは思うのですが、今すぐにも使いたいという向きには、昔のコマンドライン版(起動時にDOS窓でコマンドが打ち込まれてから、windowsが起動するというものです。)というのが使えます。ただ、このころの「Inkscape」はよく落ちる・・なので、頻繁にデータ保存をしていかないと痛い目に遭いそうです。
さて、前置きが非常に長くなりましたが、完成写真を掲載します。一部は以前の投稿記事の写真と重複するものがありますが、今回はラベルで検索できるようにまとめてます。
2011年1月23日日曜日
ハセガワ トヨタ2000GT 製作記 その4
年明けて、今年も模型三昧の日々が始動と思ったのもつかの間、パソコンは壊れ、体調も崩れ、今年の悪運はこれで終わりたいとひとり思うのでした。
ブログの更新、コメントいただいた方へのコメント、懇意にしていただいているホームページ、ブログへの巡回とまったくできておりませんでした。お詫び申し上げます。
やっと体調もよくなりまして、その間に到着した新パソコンもどうにか環境が整いました。
さて、前回はボディーの形成と白塗装まで行いました。少し戻りますが、形状が左右、前後対称になるように「モデラーズの フィルミックゲージAセット」を使って位置を出しながら撮影します。
反対側も同じようにします。
デジタルカメラ等で撮影したものを画像ソフトでお互い重ねあわせれば、大まかですが、それぞれの形状の違いがわかります。
※タイヤ下に見える黄色いマスキングテープは、ボディーの右左をそれぞれ撮影するときのタイヤの位置を示すものです。
透明で薄いゲージなので、折り曲げたりしてフィットさせることもできる優れものです。これで形の違いは分かるので、その都度適宜修正となります。
これは後ろ側からゲージを当てたものです。
1/24にちょうど良いくらいにゲージにはいくつかのポイントがプロットされています。
このあたりから締切りの時間が迫っており、途中経過の写真がありません。
こちらは室内の様子ですが、すでに完成しています。
追加したものは、いつもの板オモリによるシートベルト、後部燃料タンクはあんまりあっさりしているので、適当にディティールアップしてあります。
ボディーの真ん中付近に見えるナットはボディーを台座に留めるためのものです。M3のネジを使用します。
燃料タンクはもう少し上げ底にしても良かったと・・・完成してから思いました。ボディーを被せてリヤの窓から覗いてもほとんど見えません・・・。
ブログの更新、コメントいただいた方へのコメント、懇意にしていただいているホームページ、ブログへの巡回とまったくできておりませんでした。お詫び申し上げます。
やっと体調もよくなりまして、その間に到着した新パソコンもどうにか環境が整いました。
さて、前回はボディーの形成と白塗装まで行いました。少し戻りますが、形状が左右、前後対称になるように「モデラーズの フィルミックゲージAセット」を使って位置を出しながら撮影します。
反対側も同じようにします。
デジタルカメラ等で撮影したものを画像ソフトでお互い重ねあわせれば、大まかですが、それぞれの形状の違いがわかります。
※タイヤ下に見える黄色いマスキングテープは、ボディーの右左をそれぞれ撮影するときのタイヤの位置を示すものです。
透明で薄いゲージなので、折り曲げたりしてフィットさせることもできる優れものです。これで形の違いは分かるので、その都度適宜修正となります。
これは後ろ側からゲージを当てたものです。
1/24にちょうど良いくらいにゲージにはいくつかのポイントがプロットされています。
このあたりから締切りの時間が迫っており、途中経過の写真がありません。
こちらは室内の様子ですが、すでに完成しています。
追加したものは、いつもの板オモリによるシートベルト、後部燃料タンクはあんまりあっさりしているので、適当にディティールアップしてあります。
ボディーの真ん中付近に見えるナットはボディーを台座に留めるためのものです。M3のネジを使用します。
燃料タンクはもう少し上げ底にしても良かったと・・・完成してから思いました。ボディーを被せてリヤの窓から覗いてもほとんど見えません・・・。
2011年1月8日土曜日
ハセガワ トヨタ2000GT 製作記 その3
年末年始は模型製作三昧を考えていましたが、深夜番組やら特番を見てダラダラと過ごしてしまいました。
今年は電飾と自作エッチングの精度を上げたいと抱負にしたものの、実行はまだまだ先になりそうです。
さて、昨年より続きの記事です。
仮組をしました。リヤのオーバーフェンダーはこのような形状としました。
リヤオーバーフェンダーに関して言えば、「FERRARI 365 GTB4 Competizion」をイメージして作りましたが、あくまで私感ですので「FERRARI 365 GTB4 Competizion」ファンの方からのクレームはご容赦ください・・・。
別の角度から・・・。
2000GTの流れるような曲線を生かしたいので改造はこの辺で終わり、クレオスサーフェイサー1200 → フィニッシャーズのファンデーションホワイト → FOKのコンクホワイトの順に塗装しました。
今ならガイアノーツのサーフェイサーエヴォホワイトで簡単に下地を作っていると思います。
下回りはご覧のように指定色どおりで特に変更はしていません。
ホイールはじめいくつかの部品をメッキ調の塗装をしました。
メッキ調の塗装についてよくご質問をお受けしますので、(私なりの・・・)具体的な行程をお知らせします。必ずこの方法しかダメというのはありませんので念のため・・・。
まずは塗料は、SPAZSTIX社の「ULTIMATE MIRROR CHROME」を用意します。写真の左が2fl oz(2オンス)の現行タイプ、右が1fl oz(1オンス)で以前のものです。
メッキ調塗装の肝は平滑な下地作りですので、サーフェイサー → 研ぎ出し → 艶あり黒 → 研ぎ出し → クリア の順にしっかり仕上げます。研ぎ出しでどれだけ平滑にできるかがポイントです。
ULTIMATE MIRROR CHROME のエアブラシでの吹きつけは、メタリック塗装と同じくふわりと塗料を載せる感じで行います。
垂れるようなベッタリな塗装ではいけません。
(基本的に希釈済みなので、シンナーで薄める必要がありません。)
吹きつけ過ぎると表面が白く濁ってきますが、ご心配なく!乾燥後に柔らかい布でやさしく表面を撫でるときれいなメッキ調の面がでてきます。
今まではULTIMATE MIRROR CHROME は、基本的にエアブラシで塗装するのが前提でしたが、最近はスプレータイプが発売されていますので、エアブラシが無い方でも簡単にメッキ調塗装ができると思います。
値段は割高ですが、ホームセンターで売っているメッキ調塗装と値段は同等なので身近ではないでしょうか。ちなみにホームセンターのメッキ調スプレーは、仕上がりは明るいシルバーにしかなりません。
ULTIMATE MIRROR CHROME はアルクラッドⅡクローム、クレオスのメッキシルバー(絶版)に比べ塗膜が非常に強いのも特徴です。強く擦ったりしなければ剥がれることもありませんのでおすすめです。
今年は電飾と自作エッチングの精度を上げたいと抱負にしたものの、実行はまだまだ先になりそうです。
さて、昨年より続きの記事です。
仮組をしました。リヤのオーバーフェンダーはこのような形状としました。
リヤオーバーフェンダーに関して言えば、「FERRARI 365 GTB4 Competizion」をイメージして作りましたが、あくまで私感ですので「FERRARI 365 GTB4 Competizion」ファンの方からのクレームはご容赦ください・・・。
別の角度から・・・。
2000GTの流れるような曲線を生かしたいので改造はこの辺で終わり、クレオスサーフェイサー1200 → フィニッシャーズのファンデーションホワイト → FOKのコンクホワイトの順に塗装しました。
今ならガイアノーツのサーフェイサーエヴォホワイトで簡単に下地を作っていると思います。
下回りはご覧のように指定色どおりで特に変更はしていません。
ホイールはじめいくつかの部品をメッキ調の塗装をしました。
メッキ調の塗装についてよくご質問をお受けしますので、(私なりの・・・)具体的な行程をお知らせします。必ずこの方法しかダメというのはありませんので念のため・・・。
まずは塗料は、SPAZSTIX社の「ULTIMATE MIRROR CHROME」を用意します。写真の左が2fl oz(2オンス)の現行タイプ、右が1fl oz(1オンス)で以前のものです。
メッキ調塗装の肝は平滑な下地作りですので、サーフェイサー → 研ぎ出し → 艶あり黒 → 研ぎ出し → クリア の順にしっかり仕上げます。研ぎ出しでどれだけ平滑にできるかがポイントです。
ULTIMATE MIRROR CHROME のエアブラシでの吹きつけは、メタリック塗装と同じくふわりと塗料を載せる感じで行います。
垂れるようなベッタリな塗装ではいけません。
(基本的に希釈済みなので、シンナーで薄める必要がありません。)
吹きつけ過ぎると表面が白く濁ってきますが、ご心配なく!乾燥後に柔らかい布でやさしく表面を撫でるときれいなメッキ調の面がでてきます。
今まではULTIMATE MIRROR CHROME は、基本的にエアブラシで塗装するのが前提でしたが、最近はスプレータイプが発売されていますので、エアブラシが無い方でも簡単にメッキ調塗装ができると思います。
値段は割高ですが、ホームセンターで売っているメッキ調塗装と値段は同等なので身近ではないでしょうか。ちなみにホームセンターのメッキ調スプレーは、仕上がりは明るいシルバーにしかなりません。
ULTIMATE MIRROR CHROME はアルクラッドⅡクローム、クレオスのメッキシルバー(絶版)に比べ塗膜が非常に強いのも特徴です。強く擦ったりしなければ剥がれることもありませんのでおすすめです。
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