久しぶりの更新となります。私事ではありますが、ゴールデンウィーク中は模型の製作に関して、ツール、マテリアルを使いじっくりと色々な実験ができました。
時間がゆったり使えるのは心に余裕ができてとてもいいことだと思った次第です。
ただ、あれも、これも、と幅を広げてしまい未だ収拾がつかずないのは想定外でした・・・。そんな実験の結果はいずれまた自分覚えとして、こちらに記していきたいと思います。
さて、ルーペの話。
視力が落ちてきてメガネをかけるほどでも無いのですが、なんだか手元が心許ないこともあり以前よりヘッドルーペを使っていました。
ヘッドルーペは倍率を上げるほど、対物間とルーペの距離が縮まり、何かと作業をし難く感じていたところ、このようなモノを他のブログで見つけ早速購入しました。
結構変わった形です。以前他の方のブログで拝見したのはツルの部分が黒いものでしたが、この写真のものは改良された後継機種にあたるものでした。
こんな収納用のハードケースが付属しています。
レンズの横に視度調節をするダイヤルがあります。
マニュアルによると近視や遠視が方がよく見える位置になるよう調整する機能のようです。使ってみるとこれが中々便利な機能だったりします。
倍率は固定の2倍で対物距離は40センチ前後とマニュアルにありますが、視度調節ダイヤルと組み合わせると20センチ前後までピントがあいました。
前後の調節はこれぐらいできます。左右は別々に調節可能です。
購入時にはツルの部分はまっすぐな形状なので下を向くとズリ落ちることがあり、非常に使いにくさを感じていました。ツルの部分が黒い前のバージョンの時は耳掛けが付いていたのに単価を下げるために省略されてしまったのかと思いましたが、よくよく調べると白いツルの部分は曲げることができるように改変されていたことを知り、実際にやってみました。
曲げられるとは言え、見た感じも触った感じもプラッチックの風合いそのもの・・・少しの力では元々の反発力で形状が変わりません。強くじっくりと力をかけていくと曲がっていきますが、正直いつ破断してしまうか恐る恐るでやりました。あとどれだけ曲げられるのかわからないのは非常に怖いです。
耳に当たる部分はこれぐらい曲げて、内側にも多少曲げてベストポジションとなりました。
それではまとめとして・・・雑感を綴ります。
良い点・・・
塗装するときに見逃してしまいがちなホコリは対物距離が広く取れるこのルーペを使えば瞬時にホコリの付着が確認できるので、ホコリを塗装の中に閉じ込めずに済みます。
対物距離がとれるので、作業するときに姿勢が猫背にならなくて済みますので、腰の負担も少なくなります。
日本向けには鼻の受けの部分がフイットするようにシリコン製の鼻パットが付属しています。
他の双眼ルーペとは一線を貸す形状・・・マニア心をくすぐるかも・・・。
イマイチの点・・・
慣れかもしれませんが、手と目の距離が離れていると作業がしにくい場合があり、ヘッドルーペを使いルーペと対物の距離を近づける方が作業がしやすいことがありました。ルーペと対物の距離が離せることは優位である反面、目線と手の距離が遠いと距離感が分かりにくいのも感じました。
焦点距離が固定されるので、それ以外の場所へ視点を移したいときには外すことになりますが、外したものの置き場に困ります。構造的にヘッドルーペのように跳ね上げ式は無理でしょうから、せめてネックストラップぐらい付属していた方がよいかもしれません。
ヘッドルーペに比べて視界は狭いです。広い部分を見るには首を使って視点を動かさなくてはいけません。
最後に・・・
ヘッドルーペに代わり置き換えることは今のところ難しいと感じました。視点を変えるときに外したマックスディテール(双眼メガネルーペ)を首から下げられるようにネックストラップを購入するつもりです。これで作業中の置き場に困るのが解消できそうです。
双眼メガネルーペもヘッドルーペもそれぞれ一長一短がありますので、適材適所ということで活用するのがよいと思いました。
2011年5月28日土曜日
2011年4月30日土曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その5
ゴールデンウィーク到来。休みをうまく繋いでいくとずいぶんと長い休みになり、色々な計画をお持ちの方も多いのではと思います。
私の計画は模型三昧ぐらいで大きな計画はありませんが、じっくりと時間をかけて塗装やマテリアルを使った実験をしたいと考えています。
さて、唐突ですがミクポルシェの方は進んでいません・・・。
タイヤの側面に書いてある「HANKOOK」のロゴを塗装で入れたくて手間をかけています。
データはリンクさせていただいている haltica さんのこちらにあり、ありがたく活用させていただいているわけですが、アルプスのMD-5500で作ったタイヤデカールで、仕上げにセミグロスクリアをコートして違和感なくできるのか不明なので、「CADILLAC ESCALADE」以来2度目となるエッチングでタイヤテンプレートに挑戦してみました。
今回も「F式」で進めます。
データはイラストレーターで作成しています。
今回はなるべく腐食する部分を少なくしてエッチングする時間を短くするようにしてみました。白い部分が腐食する部分ですので、この部分を極力少なくしています。
両面を同時に腐食させますので、二つの画像があります。余白にトンボを入れておくと位置合わせが楽になります。
細かい手順は、当方の拙作ブログにありますので重複する部分は割愛します。
前回は保温用のヒーターを直接エッチング液の中に入れて温度を保ちましたが、片付けの時に汚れるので、今回は保温用のヒーターで水を温め湯煎を行いエッチング液が40度から45度の温度になるようにしました。
0.1ミリの洋白版で作りましたので、5分程度で完成しました。
光に透かすと黒で遮蔽しなかった部分が溶けているのがわかります。
黄土色のような文字の部分は片面だけのエッチングで貫通していません。
エッチングが終了したら、重曹水に付けます。エッチング液(塩化第二鉄)と重曹(炭酸水素ナトリウム)が反応して泡がでてきます。
泡がでなくなったら水で洗浄し完了です。
タイヤの前後の径が違うので2種類作ってあります。
フロントタイヤ用のステンシルは、真ん中にある文字の部分がうまく転写できていません。
トナーがうまく転写できなかったか、台紙として使ったインクジェット用の紙が盤面に残ってエッチングができなかったのかと思います。
エッチング時間が短いのですが、トナーを載せた黒い部分が不均一だったことで一部表面が侵食され荒れている部分があります。
まだまだ、納得したものができませんので、さらに挑戦していきたいと思います。
私の計画は模型三昧ぐらいで大きな計画はありませんが、じっくりと時間をかけて塗装やマテリアルを使った実験をしたいと考えています。
さて、唐突ですがミクポルシェの方は進んでいません・・・。
タイヤの側面に書いてある「HANKOOK」のロゴを塗装で入れたくて手間をかけています。
データはリンクさせていただいている haltica さんのこちらにあり、ありがたく活用させていただいているわけですが、アルプスのMD-5500で作ったタイヤデカールで、仕上げにセミグロスクリアをコートして違和感なくできるのか不明なので、「CADILLAC ESCALADE」以来2度目となるエッチングでタイヤテンプレートに挑戦してみました。
今回も「F式」で進めます。
データはイラストレーターで作成しています。
今回はなるべく腐食する部分を少なくしてエッチングする時間を短くするようにしてみました。白い部分が腐食する部分ですので、この部分を極力少なくしています。
両面を同時に腐食させますので、二つの画像があります。余白にトンボを入れておくと位置合わせが楽になります。
細かい手順は、当方の拙作ブログにありますので重複する部分は割愛します。
前回は保温用のヒーターを直接エッチング液の中に入れて温度を保ちましたが、片付けの時に汚れるので、今回は保温用のヒーターで水を温め湯煎を行いエッチング液が40度から45度の温度になるようにしました。
0.1ミリの洋白版で作りましたので、5分程度で完成しました。
光に透かすと黒で遮蔽しなかった部分が溶けているのがわかります。
黄土色のような文字の部分は片面だけのエッチングで貫通していません。
エッチングが終了したら、重曹水に付けます。エッチング液(塩化第二鉄)と重曹(炭酸水素ナトリウム)が反応して泡がでてきます。
泡がでなくなったら水で洗浄し完了です。
タイヤの前後の径が違うので2種類作ってあります。
フロントタイヤ用のステンシルは、真ん中にある文字の部分がうまく転写できていません。
トナーがうまく転写できなかったか、台紙として使ったインクジェット用の紙が盤面に残ってエッチングができなかったのかと思います。
エッチング時間が短いのですが、トナーを載せた黒い部分が不均一だったことで一部表面が侵食され荒れている部分があります。
まだまだ、納得したものができませんので、さらに挑戦していきたいと思います。
2011年4月19日火曜日
タミヤPENNZOIL NISMO GT-R(R34) 製作記 その5
「Only Human」・・・かなり昔の曲です。今回の大震災とこの歌詞を重ね再び聴き始めました。「苦しみの過ぎた場所に幸せが待つというよ・・」「強く前え 進め」 被災地の一日も早い復興をお祈りします。
さて、自分の覚えをかねて製作記の続きを進めていきます。製作記の流れを一括して見たいというありがたい方は「製作記(PENNZOIL NISMO GT-R(R34)」から御覧ください。
運転席周りはシートベルトの追加とメータースイッチにトグルスイッチを付けたぐらいでほぼキットのままです。
シートベルトはいつもの板おもり(厚さ0.14ミリ)を使用していますが、今回は新たな試みとしてこの板オモリに凸凹のあるメッシュシートを押し付け、板オモリの表面に生地のような模様を表現してあります。(写真をクリックして拡大した写真を見ると辛うじてそのような風に見えるかな・・・という程度のものが見えます。)
こうして見ると室内配線もトグルスイッチもほとんど見えませんねぇ・・・自己満足の世界でしょうか・・・。
ボディーの裏面はキットのままです。塗り分けをするだけでも結構見栄のいいものになります。さすがにタミヤです。
塗り分けはボディーの下回りをグロスブラックで塗装しました。窓枠の部分も同じくグロスブラックで塗りました。
窓枠部分は本来ゼミグロスブラックなのでしょうが、このあとクリアーコートもしますので、グロスブラックで塗っても問題ありません。
フロントウィンドウの上部の帯のデカールは、AXIAスカイライン R32 の反省を踏まえ十分な乾燥時間を置きクリアを重ねてあります。クリアの希釈はクリアパーツの曇り(表面の溶解)を防ぐために今回もクレオスのミスターうすめ液を使用しています。
デカールを貼りましたが、ボンネット部分のPENNZOILの「N」と「L」の部分は凹になじまない部分は切ってあとからブラックでタッチアップしました。
写真はタッチアップ前で、破れたように写っています。
一回目のクリアはアクリルラッカー系のFOKのクリアを薄めに希釈して、デカールの馴染み吹きをしました。
ここではデカールを馴染ませるためのクリアなので厚吹きはしません。というか厚吹きしてしまうと乾燥まで時間を要しますし、中途半端なアクリルラッカーのクリアの乾燥は以後のウレタンクリアの塗装の際に悪影響を及ぼすことになります。
クレオスのミスターカラーGX スーパークリア3 はかなり乾燥に時間を要するのでウレタンクリアの下地として使用する場合は注意が必要です。
今回から日本ペイントの「nax20LX」を使用しています。写真のものはウレタンクリアを吹きっぱなしで硬化した状態のものですが、艶といい平滑感といいかなりよい線を行っていると思います。
KOVAXの#1500、#2000の耐水ペーパーで塗面を平滑にし、3Mの「ウルトラカット2-L」、同じく3Mの「ウルトラフィニッシュ」、ハセガワの「セラミックコンパウンド」と使用し、仕上げはタミヤのモデリングワックスで仕上げました。
これで製作記は完結です。
さて、自分の覚えをかねて製作記の続きを進めていきます。製作記の流れを一括して見たいというありがたい方は「製作記(PENNZOIL NISMO GT-R(R34)」から御覧ください。
運転席周りはシートベルトの追加とメータースイッチにトグルスイッチを付けたぐらいでほぼキットのままです。
シートベルトはいつもの板おもり(厚さ0.14ミリ)を使用していますが、今回は新たな試みとしてこの板オモリに凸凹のあるメッシュシートを押し付け、板オモリの表面に生地のような模様を表現してあります。(写真をクリックして拡大した写真を見ると辛うじてそのような風に見えるかな・・・という程度のものが見えます。)
こうして見ると室内配線もトグルスイッチもほとんど見えませんねぇ・・・自己満足の世界でしょうか・・・。
ボディーの裏面はキットのままです。塗り分けをするだけでも結構見栄のいいものになります。さすがにタミヤです。
塗り分けはボディーの下回りをグロスブラックで塗装しました。窓枠の部分も同じくグロスブラックで塗りました。
窓枠部分は本来ゼミグロスブラックなのでしょうが、このあとクリアーコートもしますので、グロスブラックで塗っても問題ありません。
フロントウィンドウの上部の帯のデカールは、AXIAスカイライン R32 の反省を踏まえ十分な乾燥時間を置きクリアを重ねてあります。クリアの希釈はクリアパーツの曇り(表面の溶解)を防ぐために今回もクレオスのミスターうすめ液を使用しています。
デカールを貼りましたが、ボンネット部分のPENNZOILの「N」と「L」の部分は凹になじまない部分は切ってあとからブラックでタッチアップしました。
写真はタッチアップ前で、破れたように写っています。
一回目のクリアはアクリルラッカー系のFOKのクリアを薄めに希釈して、デカールの馴染み吹きをしました。
ここではデカールを馴染ませるためのクリアなので厚吹きはしません。というか厚吹きしてしまうと乾燥まで時間を要しますし、中途半端なアクリルラッカーのクリアの乾燥は以後のウレタンクリアの塗装の際に悪影響を及ぼすことになります。
クレオスのミスターカラーGX スーパークリア3 はかなり乾燥に時間を要するのでウレタンクリアの下地として使用する場合は注意が必要です。
今回から日本ペイントの「nax20LX」を使用しています。写真のものはウレタンクリアを吹きっぱなしで硬化した状態のものですが、艶といい平滑感といいかなりよい線を行っていると思います。
KOVAXの#1500、#2000の耐水ペーパーで塗面を平滑にし、3Mの「ウルトラカット2-L」、同じく3Mの「ウルトラフィニッシュ」、ハセガワの「セラミックコンパウンド」と使用し、仕上げはタミヤのモデリングワックスで仕上げました。
これで製作記は完結です。
2011年4月10日日曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その4
この地方では桜の満開は先週ぐらいでした。
週末は木々に雪のように携えた花達が雨で散りだしました。
桜の散り際の早さは昔から儚さや潔さにも例えられるほど一斉に散っていきます。
桜を本当に楽しめるのはこの短い春の間だけで、これからは雨で散った花びらが車のボディーに付着してデカールの様相を呈するわ、新緑が芽吹きかけるとどこからともなく毛虫が湧いてくるわ、秋は落ち葉が吹き溜まり側溝を詰まらせたり、これまた車のボディーへ付着して、渋いデカールと化するわで(人間にとって)弊害が多いのもこの桜の特徴かなと思われるわけですが、それを補っても有り余るぐらい日本人には桜というのは特別なもののような気がします。(お詫び:かなり自分勝手な主観が入っています。)
さて、リンクさせていただいている「かっぱコーヂ 」さんのコメントで教えていただいた、製作記2で書いたフロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウ一体型クリアパーツについて加工なしで説明書通りはめる方法です。
製品の一体型では全くボディーにフィットしないと書きましたが、実ははめ方にコツがあり、かなりタイトであるのものの、きちんと収めると各部隙間なくできるということです。
(すでにボディーはカラーの塗り分けまで終わっていますので、ストックの新品で試してみます。)
両手でこのようにボディー下部全体を広げてウインドウパーツを収めていきます。
途中バチバチとボディーが軋む音がするので冷や冷やしてやっています。
ウインドウパーツの下回りがボディーのウインドウの桟に引っかかるようにハメ込むとよいようです。桟にあまり奥深くまでウインドウパーツをハメてしまうと反対側がうまく収まらなくなりましたので、このあたりは微調整が必要かと思われます。
きっちりと収まりました。しかし、もう少し合いが穏やかだといいのですが・・・これではクリアコートしたあとにハメ込むのは大変そうです。
その他ハメ込む際にAピラーの部分へのストレスがかかりそうなので、注意が必要と思われます。
「かっぱコーヂ 」さん、ありがとうございました。
それでは次はボディーの塗装のお話。
ボディーのリヤバンパー付近は説明書によると「ターコイズグリーン(グンゼ産業のみるきぃーぱすてるカラーセット グリーンver.)」が指定されていますが、実車の色を見ると青みが足りないような気がします。ミクの髪の色と言ったほうがいいのかもしれませんが・・・。
指定色の「ターコイズグリーン」(写真中)にガイアノーツの「純色シアン」(写真左)を混ぜ調色します。調色は適当ですが、純色シアンはクレオスの調色スプーンで数杯程度で仕上がりました。
調色するのなら最初から「ストーングリーン」を用いたほうが良かったかもしれません。ガイアノーツの説明によると「(中略)あのキャラクターの髪の色にぴったりです。(以下略)」とあります。ほとんど調色無しでできたのかもしれません。
ベースの白はすでに塗り終えているので、次はベースデカールの貼りつけなのですが、曲面への貼りつけは非常に難易度が高く失敗した時のスペアのデカールの入手困難さから、当初の塗り分けをデカールで再現ではなく、可能なかぎり塗り分けとしました。
ピンクは若干のマゼンタを加え赤みのあるピンクにし、イエローにもマゼンタを加えて赤みのある黄色にしています。
ピンク、イエローともお互いの色の境やベースカラーのホワイトとの境界はグラデーションとなっています。
カーモデルの塗装というとベタ塗りがメインなので、グラデーションの良いやり方が思いつきません。空ものとかAFVとかでは、片方の境目を型紙や粘土で浮かしてボケ味をつくるようですが、結構境目が長いので、うまくいくかわかりませんでした。
モノは試しと色を薄めて何度か塗り重ねて発色させ、マスキングなしのエアブラシでの細吹き方法でボケ味をつくってみたところ、自分なりに納得できたのでよしとしました。
一色塗るごとにクリアでコーティングして次に塗る色が混じらないにしてみました。
ドアノブ部分を加工したときに消えてしまったスジ彫りを入れました。
週末は木々に雪のように携えた花達が雨で散りだしました。
桜の散り際の早さは昔から儚さや潔さにも例えられるほど一斉に散っていきます。
桜を本当に楽しめるのはこの短い春の間だけで、これからは雨で散った花びらが車のボディーに付着してデカールの様相を呈するわ、新緑が芽吹きかけるとどこからともなく毛虫が湧いてくるわ、秋は落ち葉が吹き溜まり側溝を詰まらせたり、これまた車のボディーへ付着して、渋いデカールと化するわで(人間にとって)弊害が多いのもこの桜の特徴かなと思われるわけですが、それを補っても有り余るぐらい日本人には桜というのは特別なもののような気がします。(お詫び:かなり自分勝手な主観が入っています。)
さて、リンクさせていただいている「かっぱコーヂ 」さんのコメントで教えていただいた、製作記2で書いたフロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウ一体型クリアパーツについて加工なしで説明書通りはめる方法です。
製品の一体型では全くボディーにフィットしないと書きましたが、実ははめ方にコツがあり、かなりタイトであるのものの、きちんと収めると各部隙間なくできるということです。
(すでにボディーはカラーの塗り分けまで終わっていますので、ストックの新品で試してみます。)
両手でこのようにボディー下部全体を広げてウインドウパーツを収めていきます。
途中バチバチとボディーが軋む音がするので冷や冷やしてやっています。
ウインドウパーツの下回りがボディーのウインドウの桟に引っかかるようにハメ込むとよいようです。桟にあまり奥深くまでウインドウパーツをハメてしまうと反対側がうまく収まらなくなりましたので、このあたりは微調整が必要かと思われます。
きっちりと収まりました。しかし、もう少し合いが穏やかだといいのですが・・・これではクリアコートしたあとにハメ込むのは大変そうです。
その他ハメ込む際にAピラーの部分へのストレスがかかりそうなので、注意が必要と思われます。
「かっぱコーヂ 」さん、ありがとうございました。
それでは次はボディーの塗装のお話。
ボディーのリヤバンパー付近は説明書によると「ターコイズグリーン(グンゼ産業のみるきぃーぱすてるカラーセット グリーンver.)」が指定されていますが、実車の色を見ると青みが足りないような気がします。ミクの髪の色と言ったほうがいいのかもしれませんが・・・。
指定色の「ターコイズグリーン」(写真中)にガイアノーツの「純色シアン」(写真左)を混ぜ調色します。調色は適当ですが、純色シアンはクレオスの調色スプーンで数杯程度で仕上がりました。
調色するのなら最初から「ストーングリーン」を用いたほうが良かったかもしれません。ガイアノーツの説明によると「(中略)あのキャラクターの髪の色にぴったりです。(以下略)」とあります。ほとんど調色無しでできたのかもしれません。
ベースの白はすでに塗り終えているので、次はベースデカールの貼りつけなのですが、曲面への貼りつけは非常に難易度が高く失敗した時のスペアのデカールの入手困難さから、当初の塗り分けをデカールで再現ではなく、可能なかぎり塗り分けとしました。
ピンクは若干のマゼンタを加え赤みのあるピンクにし、イエローにもマゼンタを加えて赤みのある黄色にしています。
ピンク、イエローともお互いの色の境やベースカラーのホワイトとの境界はグラデーションとなっています。
カーモデルの塗装というとベタ塗りがメインなので、グラデーションの良いやり方が思いつきません。空ものとかAFVとかでは、片方の境目を型紙や粘土で浮かしてボケ味をつくるようですが、結構境目が長いので、うまくいくかわかりませんでした。
モノは試しと色を薄めて何度か塗り重ねて発色させ、マスキングなしのエアブラシでの細吹き方法でボケ味をつくってみたところ、自分なりに納得できたのでよしとしました。
一色塗るごとにクリアでコーティングして次に塗る色が混じらないにしてみました。
ドアノブ部分を加工したときに消えてしまったスジ彫りを入れました。
2011年4月3日日曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その3
4月になり新たな一歩、新たな旅立ちを迎えた方もいらっしゃると思います。
世間では未曾有の災害や環境汚染等心を痛めることが多く、これから先の状況が想像しにくいですが、苦難の先には明るい未来、希望に満ちた未来が訪れることを信じていたいと思います。
パーツ切り出しや加工が終わったので組み立てへと進めたいと思いますが、まずはプラモデル製作のセオリーである仮組みによるプロポーションの確認をしてみます。
全体のプロポーションはなかなか良いです。
前輪は気持ちフェンダーよりはみ出してて、逆に後輪は奥に引っ込んでいるのが気がかりです。足回りは要調整です。
タイヤの位置はほぼフェンダーの中心に位置しています。
車高も問題ありません。
タイヤのサイドウォールはレースカーならこれぐらいの厚みはあるのではないかと思います。
もちろんロープロファイルタイヤの装着も模型的には格好はよく見えるでしょう。
シャーシの部分です。この角度から見ると前輪がフェンダーから気持ちはみ出ているのがわかります。
フロントスポイラーのダクトを開口したことで、フロントスポイラーのダクトの背面にあったボディー固定部品も切り飛ばしてしまい、ボディーとの固定ができなくなっていますが、フロントのアンダーフロアで最後にボディーを固定してしまえばボディーとシャーシとの固定は可能であることがわかります。
仮組みはここまでで、以下製作に移ります。
シャーシは全面をゼミグロスブラックの塗装が指定されていますが、実車でタイヤを外してジャッキアツプしている写真を見る限りボディー色(ホワイト)のように思えたので塗り分けを行いました。
塗り分けても完成時に見えない部分ですが、キットではシャーシがきちんと造作されているのでここは敬意を払い塗り分けたと無理やり理由付けします。
フロントのアンダーフロアーとリヤディフューザーは色の変化をつけるために自家製のカーボンブラックで塗装しました。
以前はスタジオ27のカーボンデカールを貼っていましたが、スタジオ27のカーボンデカールと同じ色(ブラックよりもダークメタリックに近い色)に調合し塗装するだけでも雰囲気がでることがわかり、それ以来お気軽に済ませたいところは調色したものを使っています。
調色レシピはフィニッシャーズのカーボンブラックマットを7に対してファインシルバーを3で調色したものです。もともとカーボンブラックマットにはシルバーが含まれていますが、さらにシルバーを増やすことでシルバーの粒子が細かい模様のように見えるのを狙ったものです。
(色の感覚はあくまで私的な感覚なので個人差があることをご了解ください。)
左側に光っている部分が調色したカーボンブラックで、艶のない部分はゼミグロスブラックです。
キットはGT300クラスに参戦していた実車と比べてデカールが不足しています。特にスーパーGTとのライセンス上で問題になったであろうカーナンバーやフロントウインドウステッカーは目立つもので何とか再現したいと考えました。(逆に言えば目立たないところは適当に・・・と思っています。)
カーナンバーは蛍光のオレンジや山吹色などの配色でアルプスMD-5500では表現が非常に難しいこともあり、流用できるものがないか探していたところ、SHUNKOのZona430(フェラーリーF430)用のデカール使えそうなことがわかりました。他にトミカZ(フェアレディーZ)も流用できそうですがこちらはどこにも売っていなくて諦めました。
実車のフロントウインドウステッカーには他に「PORSCHE」(白地に黒文字)が貼られていますので、こちらはMD-5500で自作します。
タイヤのサイドウォールには「Hankook」の文字がありますが、こちらはどうしましょうか・・・?今のところエッチングで自作ステンシルを作るしかなさそうです。
世間では未曾有の災害や環境汚染等心を痛めることが多く、これから先の状況が想像しにくいですが、苦難の先には明るい未来、希望に満ちた未来が訪れることを信じていたいと思います。
パーツ切り出しや加工が終わったので組み立てへと進めたいと思いますが、まずはプラモデル製作のセオリーである仮組みによるプロポーションの確認をしてみます。
全体のプロポーションはなかなか良いです。
前輪は気持ちフェンダーよりはみ出してて、逆に後輪は奥に引っ込んでいるのが気がかりです。足回りは要調整です。
タイヤの位置はほぼフェンダーの中心に位置しています。
車高も問題ありません。
タイヤのサイドウォールはレースカーならこれぐらいの厚みはあるのではないかと思います。
もちろんロープロファイルタイヤの装着も模型的には格好はよく見えるでしょう。
シャーシの部分です。この角度から見ると前輪がフェンダーから気持ちはみ出ているのがわかります。
フロントスポイラーのダクトを開口したことで、フロントスポイラーのダクトの背面にあったボディー固定部品も切り飛ばしてしまい、ボディーとの固定ができなくなっていますが、フロントのアンダーフロアで最後にボディーを固定してしまえばボディーとシャーシとの固定は可能であることがわかります。
仮組みはここまでで、以下製作に移ります。
シャーシは全面をゼミグロスブラックの塗装が指定されていますが、実車でタイヤを外してジャッキアツプしている写真を見る限りボディー色(ホワイト)のように思えたので塗り分けを行いました。
塗り分けても完成時に見えない部分ですが、キットではシャーシがきちんと造作されているのでここは敬意を払い塗り分けたと無理やり理由付けします。
フロントのアンダーフロアーとリヤディフューザーは色の変化をつけるために自家製のカーボンブラックで塗装しました。
以前はスタジオ27のカーボンデカールを貼っていましたが、スタジオ27のカーボンデカールと同じ色(ブラックよりもダークメタリックに近い色)に調合し塗装するだけでも雰囲気がでることがわかり、それ以来お気軽に済ませたいところは調色したものを使っています。
調色レシピはフィニッシャーズのカーボンブラックマットを7に対してファインシルバーを3で調色したものです。もともとカーボンブラックマットにはシルバーが含まれていますが、さらにシルバーを増やすことでシルバーの粒子が細かい模様のように見えるのを狙ったものです。
(色の感覚はあくまで私的な感覚なので個人差があることをご了解ください。)
左側に光っている部分が調色したカーボンブラックで、艶のない部分はゼミグロスブラックです。
キットはGT300クラスに参戦していた実車と比べてデカールが不足しています。特にスーパーGTとのライセンス上で問題になったであろうカーナンバーやフロントウインドウステッカーは目立つもので何とか再現したいと考えました。(逆に言えば目立たないところは適当に・・・と思っています。)
カーナンバーは蛍光のオレンジや山吹色などの配色でアルプスMD-5500では表現が非常に難しいこともあり、流用できるものがないか探していたところ、SHUNKOのZona430(フェラーリーF430)用のデカール使えそうなことがわかりました。他にトミカZ(フェアレディーZ)も流用できそうですがこちらはどこにも売っていなくて諦めました。
実車のフロントウインドウステッカーには他に「PORSCHE」(白地に黒文字)が貼られていますので、こちらはMD-5500で自作します。
タイヤのサイドウォールには「Hankook」の文字がありますが、こちらはどうしましょうか・・・?今のところエッチングで自作ステンシルを作るしかなさそうです。
2011年3月24日木曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その2
3月も下旬になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。
寒くても杉の花粉は例年以上の量が飛散しており、寒さに晒され、花粉症にも悩まされ、二つの苦痛を強いられるとは理不尽この上ない今日この頃です。
続いてクリアパーツのご紹介です。着色パーツはヘッドライトが黄色に彩られています。GT300クラスですから黄色のヘッドライトということで、スーパーGTのレギュレーションに則っています。
ところがテールランプは透明のままで、ユーザーにおいて着色が必要という妙なところが中途半端な心遣いだったりします。(ヘッドライトだけでも着色してあるのはありがたい話ですが・・・)
フロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウは一体型になっていますが、仮組したところまったくボディーにフィットしません・・・。Aピラー部分が切り欠きになっており隙間がでないように工夫はされていますが、他の部分の合いの悪さで心遣いが台無しになっている感が否めません。
ここは潔く全部を部分ごとに切り離しが方が精神衛生上よろしいかと思います。
構成部品の雑感はここまでで、製作をすすめていきます。
まず、フロントまわりはダクトだらけの構成ですが、残念ながらキットでは開口されていませんので、チマチマと開けていきます。
こんなところも・・・
こんなところも開口してしまいましょう。
ついでにドアノブ部分もボディーと一体になっているので開口しました。
開口したあとはエポキシパテで窪みを整形しておきます。これでドアノブ部分が立体的になったと思います。
寒くても杉の花粉は例年以上の量が飛散しており、寒さに晒され、花粉症にも悩まされ、二つの苦痛を強いられるとは理不尽この上ない今日この頃です。
続いてクリアパーツのご紹介です。着色パーツはヘッドライトが黄色に彩られています。GT300クラスですから黄色のヘッドライトということで、スーパーGTのレギュレーションに則っています。
ところがテールランプは透明のままで、ユーザーにおいて着色が必要という妙なところが中途半端な心遣いだったりします。(ヘッドライトだけでも着色してあるのはありがたい話ですが・・・)
フロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウは一体型になっていますが、仮組したところまったくボディーにフィットしません・・・。Aピラー部分が切り欠きになっており隙間がでないように工夫はされていますが、他の部分の合いの悪さで心遣いが台無しになっている感が否めません。
ここは潔く全部を部分ごとに切り離しが方が精神衛生上よろしいかと思います。
構成部品の雑感はここまでで、製作をすすめていきます。
まず、フロントまわりはダクトだらけの構成ですが、残念ながらキットでは開口されていませんので、チマチマと開けていきます。
こんなところも・・・
こんなところも開口してしまいましょう。
ついでにドアノブ部分もボディーと一体になっているので開口しました。
開口したあとはエポキシパテで窪みを整形しておきます。これでドアノブ部分が立体的になったと思います。
2011年3月17日木曜日
フジミ ポルシェ911GT3R「初音ミク X GSRポルシェ」 Type B 製作記 その1
東日本大震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、前回の記事でミクポルシェの購入を書きましたが、それからすぐに製作に入っています。
発売予告時は、(スーパーGT300)Rd.6仕様となっていた物だと思います。パッケージではBタイプとなっています。
まずは構成部品について雑感を。
室内はバスタブ形式になっています。フロアは鉄板むき出しのディテールがされており、配線、小物はフロアと一体整形です。
造作はきれいなので塗り分けをしっかりすれば見栄のよいものになりそうです。
塗装&デカール 説明書で詳しくデカールの貼り方を説明していますが、並のGTカーとは一線を画す全面デカール。
オレンジ色のゼブラ模様とベースカラーのグラデーションはデカール一体で表現するか、グラデーションのベースカラーを塗装で行い、その上ゼブラデカールで貼るかの2者選択。
塗装できれいなグラデーションを作る自信がないので、前者のデカール一体で表現をする予定。でも、デカールの貼り込みに相当困難が予想される悩ましい選択です。
これぐらい拡大すると若干ドットが見えますが、気になるほどではありません。
ライトハウジングのメッキはそのままでよいと思いますが、ディスクローターやスポイラーの支持部(正式にはなんて言うのでしょうか?)はメッキのキラキラではありませんので、ここは塩素系漂白剤のハイターで剥離します。
ホイールはエアバルブが表現されています。
トーンが落とされたメッキでこのままで行きたいのですが、リム部分にバリのようなささくれがあるので仕方なくハイターでメッキを剥離します。
さて、前回の記事でミクポルシェの購入を書きましたが、それからすぐに製作に入っています。
発売予告時は、(スーパーGT300)Rd.6仕様となっていた物だと思います。パッケージではBタイプとなっています。
まずは構成部品について雑感を。
室内はバスタブ形式になっています。フロアは鉄板むき出しのディテールがされており、配線、小物はフロアと一体整形です。
造作はきれいなので塗り分けをしっかりすれば見栄のよいものになりそうです。
塗装&デカール 説明書で詳しくデカールの貼り方を説明していますが、並のGTカーとは一線を画す全面デカール。
オレンジ色のゼブラ模様とベースカラーのグラデーションはデカール一体で表現するか、グラデーションのベースカラーを塗装で行い、その上ゼブラデカールで貼るかの2者選択。
塗装できれいなグラデーションを作る自信がないので、前者のデカール一体で表現をする予定。でも、デカールの貼り込みに相当困難が予想される悩ましい選択です。
これぐらい拡大すると若干ドットが見えますが、気になるほどではありません。
ライトハウジングのメッキはそのままでよいと思いますが、ディスクローターやスポイラーの支持部(正式にはなんて言うのでしょうか?)はメッキのキラキラではありませんので、ここは塩素系漂白剤のハイターで剥離します。
ホイールはエアバルブが表現されています。
トーンが落とされたメッキでこのままで行きたいのですが、リム部分にバリのようなささくれがあるので仕方なくハイターでメッキを剥離します。
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