具体的な症状は、圧力が低下しても圧力スイッチが入らなかったりで、エアーブラシの圧力が定まりません。コンプレッサーの近くにあるスイッチを強制的に押せばコンプレッサーは動きますが、常時手動でやっていては効率が非常に悪く現実的ではありません。
原因はよくネットでみかける圧力スイッチの故障・・・というより、圧力スイッチの寿命でしょう。エアテックスで修理可能だそうですが、その間に塗装ができないのは非常に寂しいものがあります。
急遽代替え機になるものをネットで探しました。クレオスのリニアコンプレッサーL7とエアテックスのAPC-006N あたりが動作音の許容範囲かと。
ただ、代替え機ということは、修理が完了してきてからの出番はほとんどなさそうで、これらのコンプレッサーをメインに使われている人に対して、ピンチヒッター的な位置づけでの購入は極めて失礼であり、懐にも痛いものです。
土曜日の朝にとりあえずコンプレッサー本体を見に行くために模型店に走りました。で購入に至りました。アレ?
APC-007b です。動作音が冷蔵庫並み、タンクが4リットルになり、何よりあのタンク圧力が規定値になったら圧力スイッチが切れて「バシュ!」って音がしなくなったのが主な改良ポイントだとか。
値段もずいぶん値上げになって、懐にはまったく優しくないものになりました。
で、ブログに書いたということは、やっぱり見る人のためにならなくてはイカンと一人思ってしまうわけであります。単なる勢いで買ったバカ野郎の話では広告の裏に書くべき事です。
まずは、圧力「ゼロ」から規定圧力の「0.65Mpa(メーカー公称は、0.7Mpa)」あたりまでの状況を動画でお伝えします。冷蔵庫の音みたいに聞こえるのか、規定圧力になったらどんな音がするかをお楽しみください。タンク満タンまで1分16秒程度かかるようです。
どうでしたか?
音の補足をしますと、最初の8秒ぐらいの「シュー」という音はエアコントロールユニット(レギュレーター)からの排気音です。なんと今回のレギュレーターは、オートドレン(自動排出機構)がついています。ですので、エアーを全部排出してしまうと、レギュレーターの圧力バルブは開いてしまうのです。で、圧力がある程度かかると圧力バルブを閉じるわけです。これも値上げの要因かもしれませんね。
それでは、次のトピックスでエアータンクのエアーが減少し、圧力スイッチが入りコンプレッサーが稼働するまでの模様をお伝えします。
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